あなたの彼氏が、陰でこそこそと元カノと会っていたらどう思うでしょうか。誰でも気分は良くなく、なぜ元カノと会う必要があるのか、元カノに対してどんな思いを持っているのかと、気になり不安になるものです。
今回は元カノと会い続ける彼氏の心理を覗いてみることにしましょう。
彼氏が元カノと会い続ける心理
長く付き合ったことによる情がある
元カノとの交際が長く続いた彼氏は、元カノのことを単に放っておけないという思いがあるのかもしれません。そこには「情」に近い感情があり、「好き」という気持ちとは少し違うでしょう。
あなたとの交際以上に付き合いが長く、元カノの性格を把握し様子の変化にすぐ気づいてあげられる彼氏は、元カノに対してまるで家族のような感覚を抱いているのです。
あなたにとってはとても厄介な思いですが、彼氏にとっては過去の月日からできた自然な感情であり、決してやましい気持ちを持っているわけではありません。
ただ、「情」によって会い続けているとしたら、元カノはあなたの彼氏のことを、まだ頼りにしていたり「好き」な気持ちが残っていることが考えられ、油断はできない関係です。
その会う理由が、「元カノが具合を悪くしてるから」「俺じゃないとダメだと言われたから」と、元カノからの誘いやお願いだとしたら、彼氏に気持ちがなくても元カノには気持ちが残っている可能性が高いです。
未練が残っている
元カノに対して、あなたへの気持ち以上の思いがあることも考えられます。残念な話ですが、元カノを忘れるために、元カノに嫉妬してもらいたいために、自分の孤独感を解消するために、あなたと付き合った可能性も否定できません。
元カノに未練があり、元カノから「やり直そう」と言われてしまえば、あなたとの関係は簡単に終わらせてしまうかもしれず、あなたに対しての気持ちは元カノ以下の状態。
元カノから呼び出されればすぐに駆けつける、デートの急なデートのドタキャンがある、小さな嘘をよくつくといった疑わしい行動があれば、元カノと会い続けているのは、未練から来るものと言えるでしょう。
あなたと付き合っているのは、元カノを超えたからという訳ではなく、寂しさや孤独を消すためであり、そこに元カノを超えるほどの思いはまだありません。
元カノとの可能性がゼロに等しい、フラれて関係が終わったという状態の彼氏は、「いつか戻れるかも」という期待を込めて、元カノと会い続けているのでしょう。未練を断ち切るほどの関係を今から築き、元カノが入る余地ができないよう、最大限努力すべきでしょう。
嫌われたくないから
人として、誰にも嫌われたくないと思っている人は、それが元カノであっても同じ思いでいるでしょう。
元カノから「遊ぼうよ」「久しぶりに会おうよ」と言われた時、「今は彼女がいるから」と言ってしまえば、「ノリが悪い」と思われたり、「その程度の男なのか」と思われる可能性もありますよね。
人目を気にする人、人からどのように思われてるかを気にする人は、このように自分に関わる全ての人に良い顔をしてしまいがちです。
もちろん彼氏はあなたに対しても気を遣い、嫌われないようにとごまかしたり言い訳をしたりするでしょう。
いわゆる八方美人タイプの彼氏は、誰にでも優しく、拒むことや避けるといったことができないタイプなのでしょう。悪気がないとしても、このままではあなたの不安が募るばかり。
「元カノともう会わないで」とか「元カノと会うなら別れる」とハッキリと思いを伝えないと、このタイプには伝わらないでしょう。
元カノを自分のものだと思っている
よくある勘違いですが、男性の中には、「付き合った女性は皆自分のもの」という感覚を持つ人がいます。別れた後もまだ自分のことを好きだと思い込んでいることで、元カノをないがしろにはできないのです。
要するに、元カノはまだ自分に気がある状態だと思っていて、それに最低限の行動で答えてあげようとしている彼氏。元カノに対しての優しさだと思っている男性もいれば、自分を好きになってくれる人への感謝の行動と思っている男性もいるでしょう。
このような男性は、いつまでも過去のことや付き合った人を引きずることが多く、勘違いしてしまっていることが多いです。未練や復縁への期待というよりも、思われていると勘違いしていることで、元カノでさえも会い続けてしまうのでしょう。
まとめ
彼氏が他の女性と会うよりも、「元カノ」という立場の人と会うことの方が、重大なことのような気がするものですよね。確かに、そこに一度でも恋愛感情があった関係だからこそ、再び燃え始めるのではないかと心配をしてしまうものです。
ただ、男性の中には単なる「優しさ」で会っているケースもあれば、「勘違い」から来るケースもあり、一概に「やましい行動」「浮気の可能性がある」とは言えないもの。
あなたの彼氏の性格をもとに、どのような思いで元カノと会い続けているのかを知ることができれば、余計な不安を抱えなくて済むかもしれませんね。
