女性なら誰しもが結婚を夢見るもので、プロポーズすればいつでも受け入れてくれると思ったら大間違い。女性であっても、様々な理由から結婚したくないと感じている人は多く、近年では特にこうした女性が増えています。
なぜ結婚をためらうのか、その女性の心理を知れば、解決策も見えてくるかもしれません。
結婚したくない、ためらう女性の心理
仕事をもっと頑張りたい
男性のように社会に出て活躍している女性は多くなり、そこに生きがいや目標を持っている女性も多くなっています。
もっと活躍したい、もっと貢献したい、社会的地位を築きたいなど、仕事に精を出す女性にとっては、結婚はデメリットと感じることがあるのです。
結婚をすれば自分のことだけじゃなく、夫の世話や家事、加えて育児が今の自分にプラスされるため、仕事どころではなくなってしまうと考える女性がいるのです。
一人でいれば、家のことが多少おろそかになったとしても、誰かに迷惑をかけるわけではありませんよね。
男性のように仕事に対する意識が強いと、女性は結婚をためらい、「まだいいや」「しなくてもいいかな」と考えるようになります。お互いに対等な立場で話を進めないと、女性は決意することはできないでしょう。
義家族との付き合いが面倒くさそう
結婚すると、二人だけの関係じゃなく、義家族との関係も避けては通れない問題です。嫁になるという女性の立場では、強く相手に言えなかったり、自分の意見を言えなかったりと、不満に思うことも多くなります。
義両親との付き合い、兄弟姉妹との付き合い、親戚付き合いといったように、人間関係が複雑になることを面倒だと感じる女性は多いもの。
特に同居が必要とされた場合には、絶対に結婚したくないと感じる女性は多いのです。
仮に同居することとなれば、様々な問題が出てくることは必須。かといって立場上言えない嫁は、我慢や犠牲を強いられることとなり、苦痛に感じることも多々あります。
こういった義家族との関係に、「面倒」「辛そう」「悩みそう」と感じる女性は、あなたとの結婚を嫌がっているというよりも、義家族との関係に不安を感じています。
同居を避ける、付き合いを深くしないといった対策も、このような女性には必要になるでしょう。
子供が好きじゃない
女性＝子供好きとは限りません。子供とどう向き合えばいいか分からないという女性もいれば、子供自体好きになれないという女性もいます。
結婚となればその先には子供を考えるようになり、もし夫や周りの家族が望むようになれば、妻として嫁として子供を産み育てるということが必要になってきます。
必然的に子育てをするメインは女性となり、必ず向き合わなければならなくなるため、「自分にはできない」と結婚を避けてしまう人もいます。子供が嫌いな理由はそれぞれで、「泣き声が苦手」「世話が苦手」「ママ友関係が苦手」と色々です。
そもそも子供自体が苦手という人を好きに変えさせることは難しく、努力ではその考えを変えられないことも事実です。子供を作らないという選択も、時に必要になるかもしれませんね。
実家の居心地が良すぎる
現在実家で両親と共に暮らしている女性の場合、その生活が「楽」に感じ、幸せだと思っている女性もいるでしょう。
疲れた時に家事を両親がやってくれる、家に帰れば食事の用意がされている、気を遣うことがなく楽できるといった、居心地の良さを長いこと経験している女性は、結婚にメリットを感じにくいです。
生活する上で何不自由なく生きてられる女性は、結婚することで「楽ができない」と思うのかもしれませんね。
確かに今までやってもらっていた料理や掃除といったことが、ほとんど女性側の負担となってしまうことが多いため、「私にはできない」「どうしてやらなきゃいけないの」と思うこともあるでしょう。
実家の居心地が良すぎる女性の場合は、結婚したいと思う機会が少なく、また老いて行く両親を見捨てられないという思いも加わり、「もう結婚なんてしなくていい」と思ってしまうのです。
もっと良い男がいるはず
理想が高い人、結婚に強い意識を持っている人、モテる人は、結婚しそうになると「この人で本当にいいのか」と考えることがあります。
もっと恋愛すればもっと良い人と出会えるかもという思いを持ってしまえば、いつまでたっても結婚はできませんよね。
ただ将来のことは自分でも他人でも知ることができないため、必ずしも今以上良い人が現れないとも言い切れず、説得することが難しいタイプの女性でもあります。
自分で結婚したいと思ったタイミングには、もう恋愛自体できる相手がいないとなってしまうことも。その時初めて自分の理想が高いこと、勘違いしていたことに気付く女性もいるのです。
まとめ
結婚したいと思う女性が多い中、結婚したくないと頑なに拒否する女性もいますよね。こうした女性は、結婚にデメリットを多く感じていることが多く、現実をきちんと見ているがためとも言えます。
「こういういいこともあるよ」というメリットを教えることも大事です。結婚後も仕事をすることを応援する、子供を作らないという選択をするというのも、女性にとってメリットと感じるかもしれません。
