「もう年だから」と言う女性の心理とは?言い訳なの?

「もう年だから」と言う女性の心理について。職場などで、明らかに若くない女性から「私、もう歳だし」と言われ返答に困ってしまう事ってありますよね。

そんななにかを期待しているかのような、”もう歳だから”という言葉を使う時、女性はどんな心理で言っているのでしょうか。その言葉の奥に潜む、深層心理やその上手な答え方などご紹介したいと思います。

 

「もう、年だから」と言う女性の心理

若さへの執着の現れ

女性という良きものは、大なり小なり若さに対する執着心を持っていますよね。”若い頃は痩せていた””若い頃は肌が綺麗だった”など、若い頃のイメージは良いものが多く、歳を重ねることがある意味”悪い”といったイメージになってしまっているところがありますよね。

しかし、同じ女性の中でも”歳を取る事は当たり前の事である”と考える女性もいます。

 

特に海外では、若いという事よりも”どれだけ良い歳の重ね方をしているか”という事の方が評価されやすく、年齢に対してこのような捉え方をしている女性は、”若いって素敵ね”と思う事はあっても、本音を言える距離間ではない他人に対「私もう歳だから」などとあえていう事は少ないのです。

一方で、若さに対する執着心が強い人程、この言葉を発したくなる傾向がありその中には”同調してほしい”否定してほしい”など様々な心理が入り混じっている状態なのです。

 

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人には言われたくないという気持ち

例えば、自分の夫の事を「うちの夫、髪が薄いのよね」と普段からネタのように言っている友人に、ある日「でも、あなたのご主人って髪が薄いから○○に似ているわよね」とこちらから冗談で言ったら、怒ってしまったという経験はありませんか。

このように、人というものは自身や自身に関わる家族のマイナスポイントなどを、自分で言う事は良くてもそれを”他人から先に言われたくない”と思っている人はとても多いのです。

 

だからこそ、自ら「私もう歳なのよね」という事は、ある意味バリアのような心理からそう言ってしまうのです。

もちろん、その人の前で年齢にまつわる失礼な発言をする人はあまりいないと思いますが、それでも外見などから年齢を推測されたり、自分が傷付いてしまうような言葉を言われる前、後は自分おり明らかに若い子の中にいるシーンなどにおいて、”先手を打っておこう”という深層心理が働き、「私もう歳だから」と言ってしまうのです。

 

 

否定してほしいという期待

全ての女性がそうではないのですが、女性は人に言ってもらいたい言葉をあえて引き出すトークをすることがあります。

例えば、日頃から食生活にも気を付け体型維持に余念がない女性が、「スタイル良いですよね」と言われると「え?全然!本当にヤバいの」と返素人っていますよね。

 

これは、周りから「いやいや!細いよ」という言葉を”聞きたい”という心理からきているのです。肌が綺麗と思われたい人も、よく「スキンケアは何にもしていないの」と聞かれなくてもいいます。

これも「していなくてそんなに綺麗なの?」と言われたい心理の現れです。このように、人は自分が内心思っている事をあえて”他人に認められたい”と思う時に、逆の事を言う時が多いのです。

だからこそ、「私もう歳だから」という人も心の中では、「全然見えない」など自分が期待している言葉を”他人に言ってもらいたい”という気持ちから発しているという事も良くあるのです。

 

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頑張っていない自分への保身

若い頃は、肌にも体型にも気を使い体力もたっぷりとありますよね。しかし、歳を重ねるとダイエットをしてもなかなか体重は落ちなくなり、ケアしていかなくてはいけないパーツも増え次第に諦めモードになってしまう部分も増えてくるのではないでしょうか。

”女性として諦めている”とは思われたくないと思うのが女性心理です。だからこそ、誰もに平等におとずれる”年齢”を理由にすることで、自分自身が怠っている美や若さへの努力をカモフラージュする事ができるのです。

 

つまり、”わたしもう歳だから”というフレーズの後に、見えない”だから仕方ない”という言葉を隠しているのです。例えば、『ミニスカートが履けなくなった』という事実があるとした時、本当は自身の体型維持不足が理由でも「私もう歳だから」という事で周りは納得してしまいますよね。

このように、あえて自分の歳を話題に出す事で本当に突っつかれたくないポイントをカバーする、という心理は意外に多くあるのです。

 

 

どう答えるのがベスト?

では、職場の先輩や姑など自分が気を使わなくてはいけない相手から、「私もう歳だから」と言われた場合どのように応えると良いのでしょうか。まず、この言葉だけでは相手が同調してほしいのか、それとも否定してほしいのか、さらには保身で言っているのかはわかりません。

だからこそ、仮に否定してほしいと思って言っている人に対し、「それ、わかります」と言ってしまっては意味がありません。そんな時にオススメなのは、共感も否定もせずあえて年齢とは関係ない部分を誉めるのです。

 

例えば、化粧ノリの話題から「私もう歳だから」と言われたら、「でも○○さんってすごく髪が綺麗ですよね。どこのシャンプーですか?」など、化粧ノリからくる若さというテーマには触れず、別のポイントに話を持っていく事で否定も肯定もしていないことになります。

また、どちらにしても褒められているので相手も悪い気もしませんよね。このように、反応に困る場合はあえて話題の方向性を変える事で、スムーズにいく事も多いのです。

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