落ち込んだ時に立ち直るための心理を使った方法

落ち込んだ時に立ち直るための心理を使った方法について。変えられない過去のことをうじうじと考えるよりも、変えられる未来のことを考えた方が良い。そんなこと、誰だってわかっていますよね。でも、それが簡単にできたら苦労はしません。

人は過去のことを考えるようにできていますし、そんな急に心の切り替えができるものでもありません。頭ではわかっていても、それを行動に移すのはまた違う話です。

では、それでも、少しでもその落ち込んだ時のつらさを早く解消したい時には、どんな心理を知っておけばよいのでしょうか。具体的に取るべき行動と共に紹介していきます。

 

落ち込んだ時に立ち直るための方法

生産的なことをする

例えば、休日に暇だなと思った時、何か生産的なことをすると案外実のある休日だったと思うことはありませんか?生産的なこととは、読書をしたり絵を描いたりと、何かを自分の中から生み出す行為です。

これにより、人は自分が無駄な存在ではないことを認識します。心理的には、ただ受動的に何かを人からもらっているだけよりも、自分から能動的に行動を起こした方が満足できると言います。だから、この心理を使って落ち込んだ心を元気にさせてあげましょう!

 

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先にも読書や絵を描くことと例をあげましたが、他に心を元気にさせるために効果があるのはお金を稼ぐことです。本を読むと知識が付きますが、それは目に見えるものではありません。絵を描くと目に見える作品が残りますが、描いたらそれでおしまいです。

一方、お金は稼いだらその額が数字というわかりやすいもので表示されますし、稼いだ後はそれを何に使おうかと迷う楽しみが残ります。つまり、どの方法よりも生産性が高いのです。

 

仕事をして働くことが嫌だと感じる人、月曜日を憂鬱に感じる人は多いですが、一方でその仕事が本当になくなってしまったら嘆くはずです。人間はとても強欲ですよね。

もし本当に無職になってしまったら、お金だけでなく社会参加感を失うことになります。自分が社会に貢献しているのだという感情を抱くことによって、それが生きがいとなります。これが全くない状態だとうつにもなりやすく、ある程度の社会参加はしておいた方が良いと言われています。

 

 

日光を浴びて有酸素運動をする

冬になるとどうも調子が悪くなるという人は、軽く冬うつの影響を受けているかもしれません。これは日照時間が短くなることにより起きる現象で、人間には日の光が必要であることをわからせてくれます。

雨がしとしと降っている日や、夜になると不安になるという場合も関係しているかもしれませんよね。この場合の対処法としては、朝起きたらカーテンを開け、意識的に日光を浴びることです。落ち込んだ時には、これと同じようにして心に栄養を与えれば、植物のように徐々に元気になっていくはずです。

 

落ち込んでしまったら、とことんその気持ちに向き合って閉じこもってみるのも悪くはないのですが、その状態が長く続くのは好ましくありません。早く解決したいなら、日を浴びながらの有酸素運動が効果的です。

有酸素運動には、簡単にできるウォーキングがオススメです。ジョギングならそれ用のシューズを用意しなければなりませんし、服を着替えるなど用意が必要です。しかし、心が沈んでいる時にそこまでできる元気はなかなか起きません。

 

しかし、ウォーキングなら普段着で良いですし、汗をかかない程度なら冬場にはコートを着て暖かい格好でも出かけられます。自然の音に耳を澄ませながら自分のペースで歩くのも良いですし、お気に入りの音楽を持ちだしてお供にしても良いでしょう。

どんな病気予防にも最初に規則正しい生活や適度な運動がベースにあるのは、心がまず元気でないと効果が得られないからです。たとえ家の近所で短い時間だとしても、外に出ることは落ち込んだ心の優しい薬になってくれます。

 

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ボランティアをする

ボランティア活動の良いところは、人の役に立っていると直接認識できることです。落ち込んだ時には自分を肯定させることを見つけ、自分がいることで他者の支えになっていると感じられることが重要です。

ポイントとしては、最初は自主的にできる小さなことから始めることです。落ち込んだ状態で、誰が来るかもわからない、開始時刻が決まっているボランティア活動に応募するのはハードルが高く、その時になれば行きたくないと激しく思ってしまうこともあるでしょう。

 

それで行かなかったらまた自分を責めてしまいます。そうならないようにするのがコツで、家族のためにできる自分の家の庭の草むしりだとか、おつかい、窓を開けての掃除が例です。これなら動きますし、外の光を取り込めるので有益です。

あまり外に出たくないなら、ネットで困っている人を助けましょう。質問サイトに投稿されたもので、人生の岐路で迷っている人にアドバイスを送ったり、自分の経験から助けてあげられることを伝えてみましょう。

 

相手から矢が飛んでくるからネットは怖いという人もいますが、質問して下手に出ているのは相手なので安心できます。また、文章から大丈夫そうな人を選ぶこともできるので、傷つく心配はありません。

無償で人の役に立つという意味では、ネットも大いに活用できます。人も助けられ、自分の心も元気になるのは一石二鳥ではないでしょうか。

 

 

まとめ

仕事で失敗して起こられたとき、失恋して泣きたい時、大事な人が亡くなった時など、何かで落ち込んだ時には立ち直らなければ次を生きていけません。そんな時には時間が解決するとも言われますが、その間をどう過ごしたら良いかを問いたくなる時もありますよね。

そんな時には、これらの方法を思い出してみてください。大変なのは始める時の一歩だけ。やってみてからはさほど難しくないので、手を付けることができればそれで大丈夫です。

誰もが考えても仕方がないとわかってはいるものの、どうしようもないような時にはただひたすらに時が過ぎるのを待ちます。その時を少しでも楽にでき、少しでも早く心が元気になるためには、どれも事前に知っておきたいことです。周りで落ち込んでいる人がいたら、これらの行動ができるよう手助けしてあげられると良いですね。

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