最近の女性の恋愛心理3NOとは?3高との共通点は?

最近の女性の恋愛心理3NOについて。モテる男を目指すには、女性の恋愛心理の理解です。私は、医療現場で働きながら、学生に心理学を教える「心と身体の恋愛非常勤講師です」です。女性にモテるにはどうすれば良いのでしょうか?これは、男性にとっての永遠のテーマですね。

男性は、簡単に言えば女性にモテるために生きているようなものです。幼稚園児からお爺さんに至るまで、男性はみんな女性が大好きです。でも、本当に好きな女性から好意を抱かれることは簡単ではないですね。好きななればなるほど、アプローチが難しくなるなんてこともあります。

でも、そんなあなたも、女性の恋愛心理を理解すれば怖がることはありません。女性の心理を知って、格好良く女性にアプローチしましょう。

 

バブル期女性の恋愛心理3高とは?

バブルの頃、3高という言葉が流行りましたね。皆さんは覚えていますか?まだ、生まれていなかったという方もいるでしょうね。これは、当時の女性が男性を選ぶ基準と言われていました。3高とは、高身長、高学歴、高収入のことです。

まあ、今でも同じようなことは言われていますよね。ただ、近年は経済的に低成長時代。高収入は、多くの女性の憧れとはいえ、皆がそう簡単にお金持ちの男性と知り合えるものでもありません。女性が3高好きだなんてことを、最初に聞いた時に、どう思われましたか?

 

「なんて傲慢!」などと思いませんでした?たしかに、多くのお金持ちとは言えない男性にとっては、眉をひそめたくなるようなことですね。でも、実は、ここに女性の恋愛心理が隠されているのです。

女性達だって、全員が3高と知り合えるなんて本音では思っていません。3高に象徴されているのは、女性が恋愛対象の男性に対して普遍的に求めているテーマなのです。それは何でしょうか?

3高を求める心理とは、一言でいえば力です。

高身長とは、肉体的な力です。

高学歴とは、知的な力です。

高収入とは、現代を生きる我々の力そのものと言える経済力ですね。

女性は、普遍的に男性に力を求めています。それは、古代のころから変わりません。女は強い男が好きなのです。

 

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最近の女性の恋愛心理3NOとは?

ところが、現代の女性は、3高ではなく3NOを求めているそうです。3NOとは、何でしょうか?3NOとは、暴力しない、借金しない、浮気しない、です。なるほどですね!最近は、DVが大きな問題ですよね。

浮気や不倫も、何故か大流行りです。それにしても、経済高成長のバブル期と比べると随分違いますね。何だか、あんまり理想が感じられません。現実感が強く漂います。

 

 

ダメ男好きの女性心理

でも、反論もありませんか?だって、女性は結構ダメ男好きではありませんか?真面目そうな普通の娘が、女癖の悪い、またギャンブル狂いのダメ男に夢中になったりするじゃないですか。そうですね。

でも、これは、あくまで恋愛対象の話であって、結婚対象のことではありません。実は、女性はダメ男を好きになるようにできているのです。それは、女性にも男性と同様に自分の遺伝子を残したいという本能があるからです。

 

「えっ、どういうこと?」と思いますよね。男性が、潜在的に多くの女性に自分の遺伝子を残したいということは良く知られています。同じ潜在意識が、実は女性にもあるのです。

でも、女性は、自分の力では多くの遺伝子のばら撒くことはできません。どうするのでしょう?自分の息子にそれを託そうとするのです。もう、お判りですよね。女癖の悪いダメ男の息子であれば、息子にもダメ男要素が必ずあるはず。

息子がダメ男になってくれれば、母親の自分の遺伝子が広く拡散されるという仕組みなのです。当然、当の女性達も気づいていません。全ては、神様が作った遺伝子の策略なのです。面白いでしょう!

 

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3高と3NOの共通点とは何?

話が横道に逸れました。元にもどしましょう。3高と3NOは、あまりに異なる考え方ですが、実は共通点があります。3高が男性に力を求めている表現であることに対してい、3NOとはリスク回避の心理です。

現代のように先行きが不安定な時代には、リスク回避は欠かせない考え方です。日本の将来を考えると、暗雲ばかりですね。高齢社会、年金問題、国の借金問題、少子化問題、待機児童の問題、ブラック職場の問題など、挙げればきりがありません。

そのような時代だからこそ、パートナーになる男性にすらリスク低減を求めるのです。

 

3高と3NOの共通点とは何でしょう?そこを考えるには、女性が本質的にどうような生き物であるかを知らなければなりません。女性は、簡単に表現すると、不安になりやすい生き物です。そう、男性よりもずっとずっと。

日本人は、比較的保守的な東アジアの人々の中でも、さらに保守的な民族です。そして、そのまた日本人の中の女性はより保守的と言えるのです。それはどうしてでしょう?

 

災害が多く、資源の少ない島国では、昔から革新的な人々よりも保守的な人々の方が生き延びやすかったと思われます。あんまり堂々としていると、すぐ食糧不足になり餓死します。

また、怖いもの知らずに生きていると、地震と津波であっという間に流されてしまいます。だから、我々の祖先は、食糧を備蓄して災害に備えながら、いってみればビクビクしならが生きてきたのです。さらに、女性は、男性が外で働いている間、家や集落を守らなければなりません。

 

まさに保守の精神です。加えて、当然として、妊娠、出産、子育てと、自分や子供達を守り続けなければならない状況があります。だから、不安を抱きやすくて当然なのです。

3高を求める心理とは、自分の不安感を3つの力で守って欲しいという潜在欲求です。3NOを求める心理は、少しでもリスクを減らして安心したい心理です。どうでしょう、一緒でしょう。バブル期も現代も女性の心理は変わりません。

 

女性は、恋愛や人生において、不安と戦いながら生きなければならないのです。では、男性の立場ではどうすべきでしょうか?モテる男になるには、女性の不安をいかに和らげるかがポイントですね。

方法は、いろいろあります。優しい言葉、美味しい食べ物、愛情いっぱいの振る舞い……どうですか、あなたも考えてみませんか?

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