集中力を欠かない、効率の良い勉強方法とは?

集中力を欠かない、効率の良い勉強方法について。日本に住んでいる方なら誰しも経験するテスト勉強や資格勉強ですが、なかなか効率よく勉強できないと悩んだことがあるのではないでしょうか。

授業中に先生が解説してくれるのですが、興味のないことに集中するのは難しいものですし、テスト勉強も極力避けたいと思うのが普通だと思います。

 

心理学的に集中力を切らさない、効率の良い勉強方法

1日経つと7割以上忘れてしまう?

皆さんは「エビングハウスの忘却曲線」をご存知でしょうか。簡単に言うと人が覚えたものを時間の経過とともにどの程度忘れてしまうのかを表したグラフのことです。

具体的には20分後に42%、1時間後に58%、1日後には74%もの記憶が忘れてしまいます。

 

ただ、1日を超えて覚えているものは1ヶ月後に5%ほど忘れてしまうものの、大半のことを覚えていることから1日を超えてどれだけ記憶できるかが大切となります。

それでは、どうすれば勉強したことを保つことができるのでしょうか。

 

よく「予習・授業・復習」が大切と進学校や塾などで教えられているのですが、これは「エビングハウスの忘却曲線」に基いて考えられた効率のいい勉強方法なのです。

人は長時間様々な単元を学習し続けるよりも狭い範囲を2回、3回と繰り返し復習する方が記憶に残りやすいため、結果的に効率のいい勉強となります。

一般的には3回の学習により1週間程度はその大半の記憶を保つことができると言われていることからも如何に「予習・授業・復習」のサイクルが大切かを理解できるでしょう。

 

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暗記は同じ科目のものをまとめてしない方が効率的?

社会の年号や英単語、漢字など学校では様々な科目で暗記する必要性が出てきます。いずれも同じような数字やスペルのものが多く、混同してしまう人も少なくありません。

そうして記憶は曖昧となってしまい、本番のテストで覚えているにも関わらずミスをしてしまうのです。

 

そこで役に立つのが「逆向抑制」と呼ばれる現象です。これは2つの記憶のうち先に学習した記憶の再生が後から学習する類似した記憶に妨害されてしまい曖昧な記憶になってしまうことを言います。

その2つは類似性が高いほど「逆向抑制」の影響を強く受ける傾向にあるため、年号などを暗記する際に注意が必要となります。

 

それでは、「逆向抑制」への対策はどのようにすれば良いのでしょうか。

例えば、机に向かって1時間に20個の年号や英単語を暗記するよりもトイレに行く時間に2つずつ覚えるなどスキマ時間に少数の項目を暗記する方がテストで思い出しやすく、記憶の整理が上手くいきます。

 

また、記憶の整理は睡眠時に行われる上に学習後に受ける刺激がないため「逆向抑制」を回避することが出来ることから寝る前に集中して覚えると効率的です。

つまり、「エビングハウスの忘却曲線」と「逆向抑制」から寝る前に学習を行い、朝に復習することで記憶の定着を促し、最後に1ヶ月後にもう一度確認することで記憶は確かなものとして頭に残り続けます。

もちろん、これだけではテスト勉強は不十分なので特に大切と思うところだけでも夜に学習して朝に復習するようにしてはいかがでしょうか。

 

 

目的を持たないとかなり危険

学校教育や資格勉強は一部の人間を除いて楽しいと感じることは少ないものです。

できることならゲームやテレビ、友人と遊びに出かけたいところを無理やり我慢して勉強するわけですから、精神的にも肉体的にもかなり厳しいものとなります。

 

それに加えて、心理学では「馴化」と呼ばれるルーチンワークを続けているとその仕事を放棄してしまう状態へと陥ってしまいます。

勉強も覚えることの繰り返しにより「馴化」に陥り、学習を放棄してしまうのです。この状態を回避するためにはルーチンワークから開放されなければいけません。

 

まず考えられる方法としては、同じ科目の勉強を数時間続けて行うことは避けて短時間で違う科目の勉強に移ることが効果的です。

特に英語と国語のような似た科目ではなく、英語と数学など毛色の異なる科目へ移るように意識しましょう。

 

しかし、同じ勉強であることは変わりません。

いずれはそれすらもルーチンワークとして捉えてしまいかねないため「3時間勉強した後は自由時間にする」とルーチンワークから開放される条件として勉強をすると上手くいくことが多いでしょう。

 

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その他に有効な勉強方法は?

多くの人にとって勉強は苦しい行為として位置づけられていることでしょう。もちろん、テレビやゲームをしている方が楽だし、バーベキューやスポーツをしてる方が有意義に感じるのは当然です。

そこで大切となってくることが勉強を如何に苦しい行為でないと感じさせるかです。

 

具体的には、重い教科書を持つことが負担となっている場合は思い切ってバラバラにして単元ごとにホッチキスでまとめて軽くしてみることや、電子書籍版を購入するなど可能な限り不快な要素をなくすようにします。

小さなことでも意外と負担になっていることがあるので、気づいた不快な要素を如何になくすかが大切となります。