視線や口に関する心理について。自分は人間関係の築き方が下手くそで、せっかくのチャンスもモノにできずにいるなぁと悩んでいる方に、覚えておいて損はない人間の行動心理をまとめてみました。1つの捉え方として考えてみて頂けると、そのなぜがうまくいかなかった問題解決のヒントになれば幸いです。
唇をいじったり指で撫でている心理
このような状態の人の心理として考えられるのは、欲求不満の表れとして、2つのパターンが考えられます。
他者への欲求
誰かに認めてもらいたいという承認欲求、性的欲求など、他人にたいして何かしらの欲求を求めている状態にこの行動が行われている事が多くあります。
例えば恋愛中の彼氏、彼女となる相手に自分が正当にかまってもらえていないという場合や内心言いたい物事があるにも言い出せず、そのような少し複雑な感情を抱いているという欲求が現れていると見ることができます。自分からではなく、相手からアクションをしてくれることを望んでいる場合が多いように感じられます。
自分の願望
仕事で思い通りにいかない為に、どうしようかと思案している時の欲求や、恋愛中の彼氏、彼女に自分が正当にかまってもらえていないという欲求が現れていると見ることができます。
また、現在取り組んでいる目の前の物事に対しての思案を行っている状態で、もっとより多くの物やより良い状態を求めている状態でもあります。真面目に考えてしまう様な方で割合としては少し深刻に考えてしまう様な方の多くにそのような仕草が見受けられる場合があります。
爪を噛む
大人になっても癖としてよく見受けられる方も多くいるようにも思います。そこまで深刻にとらえる必要性はありませんが、原因として考えられるのが、その人自身が強いストレス障害を抱えている場合や強迫性障害を抱えているという可能性も存在します。
強いストレスにより、何かしらが原因となって精神的に圧迫されている渦中に居る状態にそのような行為を無意識にしてしまう場合がありますが、反面、ストレス発散の為に出てしまう人間の癖でもあります。
特にストレス耐性に弱い方がなり得るような癖や軽い精神疾患の1つで、神経質な方や日常的な生活に対する不安や将来に対する不安を抱いており、その場におけるシチュエーションなどで、人以上に強くストレスを抱えてしまう人の癖として見受けられます。
ただし、一見少し下品で悪い見方として捉えることが出来ますが、その人本人にとっては、爪を噛むことによって精神が安定するというストレス発散効果にもなっており、結果的には本人にとっては脳への安定剤のような一つの報酬として考えられていて、欧米の大学の研究者陣によってもいくつかその研究内容が解明されています。
目を合わせる、合わせない心理
基本的に目は口ほどにモノを言うという格言があるほど目は人の色んな感情を表してしまうものですが、対面した際によく目を合わせないような方は3つのパターンが考えられます。
自己陶酔
自分に酔っている状態です。今の自分が物すごくカッコいい、あるいは可愛い、夢見心地な自分で居るなど、自己肯定感の絶頂に居る心理状態です。
すごく気分が良く、自分の世界に入っている状態で他人に話している時など、自分に自惚れ切っている状態になる行動なので、おそらく自分が好きなことを考えている状態なので、気分は最高です。
他者否定
他人に対してものすごく否定的な感情を抱いている場合です。特に自分の考えている意見や感情があり、その気持ちが相手によって打ち消された、あるいは否定されていると感じている、またはもともと考えている物事が合わないという意思疎通の上で何かしら自分とは違う、あるいは自分の考えに反しているという場合に見受けられる心理状態です。
欧米の方は特に目を必ず見て話すという特徴がありますが、日本人の多くは恥じらいの文化としての考え方もあるので、多くの日本人の方は相手の目を見て話しを聞くというよりはどこかに集中しながら、耳を使って人の話を聞くという場合があります。
他者依存
話している最中の眼力が強く、相手の意思に関係なく自分の意思を聞いてもらいたい、受け入れてもらいたいという心理が働いて起こる状態です。目を合わせるのが少し恐いと思う人に見受けられる心理状態で、よく物言いが強めに聞こえてしまう方がいます。
特徴としては権威が高く、プライドが高い上に、自分ではあまり動きたくないような人に見受けられます。それだけ傷つくことを恐れているのですが、そういった方に多い心理状態です。
女性が男性に対して送る視線の心理
恋愛対象として好意を抱いているという表れです。まじまじと見つめてくるような女性も中にはいるかもしれませんが、男性ではなく、女性にとってそのような行動は強く見受けられる事が多いです。
特に憧れや強い羨望の眼差しとして男性に向ける事が多く、ついつい目で追ってしまっているという事があります。本人が意識しないでいる場合と意識的に行っている場合があります。
男性がじっと見つめる心理
男性が何か対象物となる物や動物、人に対してじっと力強く見つめている状態は警戒心の表れで、ある種攻撃的な要素を持っています。自分のテリトリーである場所が脅かされるのではないかという不安や、誰かから物を奪われるのではないかという心の表れでもあります。
真剣な眼差しはその人の野心的な感情の表れでもあります。強い好意の裏返しなのではないかという考え方もできますが、その時点では多くの場合は何らかの危機感を抱いている場合が多く、相手にその弱みを見せたくないという思いが存在し、隠している事を公にしたくはないという感情が出てしまっている可能性があります。
このような場合、深く問い詰めたりすると相手を怒らせてしまう原因になりかねません。他人のプライバシーにものすごくかかわるような物事でもあるので、デリケートに対応するように心がけてください。
また、自分がそこまで気にしていない事を話題にしていても、相手がその話題に対して無意識に警戒感を強める反応を見せる事もあります。自分が意識していなくても、相手はどのような気持ちになるのかを推し量る事も大切です。
頭をよく掻いてしまう心理
頭の回転が良く、機転が利き、よく気配りができるような人に多く見受けられる行動です。頼まれごとをしてよく笑顔で頭をかいてしまう様な人、嬉しそうな表情や照れ隠しとしてこのような仕草をする人もいますが、その方々の多くは内心、言いたくても隠しておくような感情を持っていうという場合があります。
褒めてもらったりすることで、実は自分の本心ではないけれども、誰かの為にその行為を行ったために、本当は褒められてもそんなに嬉しくないという方だったり、
