地位に興味がなく、自分の働き方を貫く人の心理とは?

会社では要領が悪くてなかなか出世できない人を見かけることはありますが、昇進にまったく興味がない人を見かけることもあります。

地位や昇進に興味がなく上司に嫌われることも平気なので、言いたいことを言っている姿を見ると少し憧れてしまう部分もあります。そこで地位にまったく興味がなく、自分の働き方を貫く人の心理について紹介します。

 

地位に興味がなく、自分の働き方を貫く人の心理

自分に自信があるから地位は必要ない

仕事は実力があれば何でもできると思っている人ほど、地位か肩書にはこだわらないという人もいます。昇進すればやりたい仕事以外にもやらなければいけないことが増えるので、あえて自分がやりたい仕事だけをやるために、昇進しないように振る舞っているのです。

自分には実力があるので、地位があっても無くても変わらないと思っています。実際に仕事ができるかできないかの結果を重視しているので、地位にこだわらずに仕事の内容や結果を重視しているのです。

 

自分に実力があるからこそ地位に固執しない働き方ができるので、自分の実力が評価されなければ潔く会社を辞める覚悟もあります。

そのため地位にこだわることなく、仕事にこだわりの姿勢を見せているのです。

 

スポンサーリンク

 

実力があるのでいつでも上に行けると思っている

地位にこだわりを見せない人の心理としては、いつでも自分の実力なら上に上がれると思っているので、地位に固執することがありません。

そもそも上司になれるような人は実力がなければ昇進できませんし、実力があるからこそ人の上に立って指示を出す立場になれるのです。しかし自分は指示を出す仕事よりも、今の自分の仕事の方が好きなので、やりたくもない仕事をやるより今のままが良いと思っています。

 

もし出世したいと思った時には自分には実力があるので、いつでも昇進できるという自信があります。そのため自分の仕事のスタイルを貫くことができますし、1つの会社に固執することなくやりたい仕事をすることができます。

地位に固執するとやりたくもない仕事もやらなければいけないので、今の自分には向いていないと思っているのかもしれません。実力があるからこそいつでも上に行けるという自負から、今のままの現状でいたいと思っているのです。

 

 

昇進すると面倒なことが多いのが嫌い

会社では昇進することによっていろいろな仕事が増えていきます。やりがいのある仕事から人付き合いに至るまで、いろいろな仕事や業務が増えていくので、昇進して面倒な仕事をしたくないと思っているのかもしれません。

実際に現場主義の会社で仕事をしていると、現場での仕事が好きな人は昇進しないでずっと現場で働きたいと思うものです。しかし昇進と共に現場は若い世代に任せて、後ろから手助けをする立場にならなければなりません。

 

チームを統率する立場になれば自分だけの仕事に集中できないので、面倒な仕事も増えていきます。

地位にこだわるほどやりたい仕事から遠のいてしまうので、自分がやりたい仕事をするためにも地位には興味を持たなくなるのです。

 

スポンサーリンク

 

地位争いに巻き込まれたくない

地位に興味のない人の心理としては、地位を欲している人との争いに巻き込まれたくないと思っています。会社では特に実力がある人ほど出世するのは当たり前ですが、野心を持って出世するために努力する人もたくさんいます。

出世すれば地位も名声も得られるので多くの人は出世を目指しますが、そうなればライバルたちとの争いに勝たなければなりません。自分は地位にはまったく興味が無くても、相手がライバルだと思えば攻撃される可能性もあります。

 

実力があるからこそ相手から警戒されるのは当然ですが、地位に興味が無くても勝手に地位争いに参加されられてしまいます。

地位に興味がないのは普通に仕事をしたいだけなので、中途半端に出世をしてしまうと、面倒な地位争いに巻き込まれる可能性があるので興味をもないようにしているのです。

 

 

自分のやりたいと思える仕事をしている

地位に固執しない人の心理として多いのが、自分がやりたいと思う仕事だけをしたいと思っています。現場での仕事や技術職ならば、自分がやりたい仕事をしている時がやりがいを感じますし、より良い仕事だけを追及して仕事をすることができます。

しかし出世をすることによってやりたいと思っていた仕事ができなくなったり、やりたくもない仕事をやらされることも多くなります。

 

自分が一人で仕事をしている時と、自分に部下ができた時ではまったく仕事の質や内容が変わってきます。地位や肩書にこだわる人は人からの評価を気にする人が多いですが、地位にこだわらない人は、自分がやりたい仕事をやるだけが目的にあります。

出生することは人から評価されたということなので嬉しく思う人も多いですが、一方でやりたくもない仕事をしなければいけない責任も生まれます。自分のやりたい仕事ができなくなることを恐れて、地位や肩書に興味を示さない人もいます。

 

スポンサーリンク

 

まとめ

会社では多くの人が地位や肩書にこだわったり、固辞しようと無理をして頑張ることも多いです。地位に興味のない人からすればやりたくもない仕事をやったり、ストレスを溜めてまで地位を固辞するために頑張ることに意味はないと思っています。

仕事は本来自分がやりたいと思う仕事をすることが幸せであり、自分の人生を豊かにするために仕事をするのです。地位にこだわらない人は自分のスタイルを確立しているので、幸せなライフスタイルを送っていると言えるのかもしれません。