「コミュ障」になりやすい人の共通の特徴と克服方法

皆さんはコミュニケーション能力に自信がありますか?

「コミュ障」になりやすい人の共通の特徴と克服方法について。コミュニケーション能力は第三者から評価されるもので自分である無しを判断できるものではないという意見もあることでしょう。しかし、相対的に周囲よりも人脈が広ければそれはコミュニケーション能力が高いということであり、その逆もまた同じです。

今回のコラムでは「コミュ障」を克服するために活用できる心理学的効果をご紹介していきたいと思います。

 

友人関係や恋愛など人が生きていく中で必ず必要となってくる人脈ですが、人付き合いの上手い人と苦手な人ではやはり大きな差が出てきてしまいます。

最近ではSNSや匿名掲示板の普及から人と直接話さなくても社会的欲求を満たすことができるからか「コミュ障」と呼ばれる人々も多くいるようです。

 

しかし、人間の心理は複雑そうに見えて案外単純なところもあるため意識的に自身の行為や発言をいい方向に持っていくことで随分と人脈が広がるものです。

そこで大切となるのが心理学で実証された様々な効果を利用することです。

 

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「コミュ障」になりやすい人の特徴と心理学的な克服方法

人と話すことが苦手で人見知りをしてしまうことがある方はそう少なくないはず。原因は色々と考えられますが、成長過程で何らかの出来事がトラウマになっていることや会話慣れしていないことなどが挙げられるでしょう。

「コミュ障」を克服するためには会話をすることで自信に繋げることが有効な方法であることが多く、その経験を得るためには科学的に実証された心理学的効果を利用する他ありません。

 

しかし、会話こそ「習うより慣れろ」が当てはまる行為であり、いくら心理学的な効果を学習したところで身体化されていなければとっさに活用することはできないでしょう。

これから紹介する心理学的な効果を知った後は是非普段の会話に意識的に入れていくようにしてみてください。

 

 

誰も知らない裏の顔を明かそう

人は周囲とは異なる(いい意味での)対応や知識を得ることで優位な気持ちになり、自分は特別な人間だと錯覚することが多くあります。

また、期待されている以上にいい意味で裏切らない限り相手の感情を動かすことはできず「つまらない人間」の烙印を押されてしまうでしょう。

 

例えるなら口コミや写真を見て美味しそうなレストランだと期待して行くとして、その料理が想像を超える美味しさならまた来店してみようと思いますが、想像通りや想像以下の味だともう来なくてもいいかなと考えてしまうのではないでしょうか。

上記のように考える人は性格の悪い人と評価されてしまう傾向にもあるようですが、それは表面から見えている人なだけで誰しもこのような考えを自然と行って自分自身に有益かどうかの判断を常に行っているのです。

 

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相手の気分を良くする工夫が大切

皆さんは仕事や学校に行くのが憂鬱になったことはありませんか?

これは過剰なストレスから身体を守る機能が働いているために起こる現象です。このことから相手に危害を加えたり不快に思わせたりすると「この人と接するとストレスが溜まる」と身体が拒否反応を示して生理的に受け付けない状態に陥らせてしまいます。

 

それでは、どのようなことを意識すれば相手の気分を良くすることが出来るのでしょうか?最も簡単な方法として相手が面倒に思う物事を率先してやってあげることです。

これは相手から不快を取り除く行為に相当するので、その結果いい気分になりまた会いたいと思ってくれることが多いでしょう。もう一つの方法は実に簡単なことなのですが、ズバリ相手を褒めることです。

 

誰もが知っていることではありますが、気恥ずかしさが勝ってしまい中々相手を褒めることができない方は多いのではないでしょうか。もちろん小っ恥ずかしくて褒めるなんてできたら苦労しないと考える方もいるのは当然です。

しかし、考え方を変えて「自分の利益になる」と仕事のようなものと捉えて褒めると意外にも簡単にできてしまったりします。

日本は最近となって褒めて伸ばす文化や褒め合う文化が普及してきましたが、やはり根本に残る恐怖政治の考え方が染み付いてしまっているせいで心にブレーキがかかってしまう方がおおいのでしょう。

 

 

感情を代弁してあげよう

相手を理解してあげることがコミュニケーション能力で大切となってきます。よく「聞き手上手」という言葉が使われますが、「コミュ障」と言われる方々に共通しているのが聞き方が下手くそであるということです。

適切な相槌や返しができていないと相手は「話を聞いてくれていない」と判断してしまい、気分を害してもう会いたくないと思ってしまいます。

 

そこで意識したいのが感情の代弁です。例えば、悲しい話をしているときは「つらいですね」「夜も眠れないでしょう」と相手の感じていることを代弁してあげます。

すると相手は「しっかり自分を理解してくれている」と感じてまた話したいと考えるものです。「コミュ障」を克服するためには伝える技術も大切ですが、それ以上に聞き方を意識して改善していくようにしていくと上手くいくはずです。

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