人見知りの人の心理について。誰かと話すことはそれほど嫌いではないのに、初対面の人とは中々話すことが出来なかったり、相手が話しかけてくれてるのに人見知りが邪魔をして上手く会話が出来なかったりしてしまいがちです。
人見知りの人は自分が”人見知り”という事に気が付いてはいるけれど中々人見知りを改善することができません。人見知りの人はどんな言動をしてしまっているのでしょうか?では、人見知りの人がやってしまいがちな言動をご紹介します。
人見知りの人の心理と言動
気の知れた人と居る時はワイワイできるのに、あまり馴染みのない人が加わると無言になってしまう
気の知れた人と居る時はふざけたり、大きな声で話すことが出来たりできるのに、その場にあまり馴染みのない人が加わってしまうと別人かのように無言になってしまいます。
こうした言動はあまり馴染みのない人からしたら「もしかして嫌われているのかな?」と不安な気持ちになってしまいます。
目を合わせられない
それほど心を開いていない相手には中々目を合わせることができないのが人見知りの人の特徴です。
中々相手と目を合わせる事が出来ないのですが、心の中では「目を見なくちゃ!」と思っているのにそう思えば思う程余計に目が合わせられなくなってしまい相手が見ていない時を見計らって相手の顔をチラッと見てしまいます。
こうした行動は相手がちょっと嫌な気持ちになってしまう事もあるのでなるべく少しでも目を合わせるようにしましょう。
会話が続かない
あまり関わりのない人達と一緒に居ると、人見知りが普段以上に発生してしまい上手く会話が続かないなんてことがしょっちゅうあります。
相手が「○○さんって○○が好きなの?」などと話を振ってくれているのに、普段以上に人見知りが発生してしまう事で「うん」としか返すことが出来ず中々会話を続けることができないのです。
話すことが苦手でも、「うん」と言った後に「○○さんは何が好きなの?」などとオウム返しのようでも良いので質問返しをすることで会話が続くようになります。
集団だと自分の意見が言えない
これは学校や会社で起こりがちなのですが、少数での時は自分の意見をはっきりと言えるのに、集団になってしまうと自分の意見が言えなくなってしまい全て周りの意見を聞くしかない状態になってしまいます。
集団の場合自分が何か発言をした時にみんなが自分の方を見るということが人見知りの人は苦手なのです。もし何か言いたい時は集団でも勇気を振り絞って自分の意見を言ったり、事前に上司に自分の意見を伝えておくといいでしょう。
普段話さない人に声をかけるのが苦手
普段話をしない事で気が張ってしまい、普段話さない人に声をかけなくてはならない時に中々声をかけられずにアタフタしてしまいます。
やっと声をかけられたとしても緊張から話さなくてはいけない事が上手く伝えられなかったり、自分でも何を言っているのか分からない状態になってしまいがちです。
事前に相手に伝えたい事を頭の中でまとめておくことで普段話さない人に声をかけてもこうした状態になりにくくなります。
1人の時は大丈夫なのに、知り合いや家族と居る時は気が引けてしまう
仕事や学校で1人で居る時はハキハキと会話をすることができても、知り合いや家族と居る時は1人の時とは全く違い、知り合いや家族の前で知らない人と話すとなると声が小さくなってしまったり、モゴモゴとした聞き取りずらい話し方になってしまうのが人見知りの特徴です。
知り合いや家族の前で知らない人と上手く話そうとしてもなんだか気が引けてしまうため無理に話す必要はないでしょう。
孤立してしまいがち
人見知りの人は自分から声をかけることがとても苦手なので「話しかけて沈黙になっちゃったらどうしよう」「無視されたらどうしよう」と考えてしまい余計に自分から知らない人に声をかけられなくなってしまいます。
なので人見知りの人は知らない人が沢山居る場所では孤立してしまいがちなのです。孤立している事がそれほど嫌でないのであれば無理に話しかける必要はありません。
知らない人に声をかけて仲良くなりたいのであれば「話しかけて沈黙しちゃったらどうしよう」「無視されたらどうしよう」と考えるのではなく、「そうだったらしょうがない」とポジティブに考えることで知らない人でも声をかけやすくなります。
まとめ
人見知りが邪魔をして初めは中々周囲と馴染めなくても、少しでも努力することで周囲と馴染みやすくなります。そして、人見知りではない人からしたら人見知りの人がしてしまいがちな言動は「自分は嫌われているんじゃないか」と思ってしまい距離を取られてしまう事も少なくありません。
人見知りは人見知りの人にしか分からない感情ですが、少しでも努力をして、少しでも人見知りを改善することによってより一層楽しい生活へと変わることもあります。