嫌がることを言う人の心理とは?なぜ嫌味を?

人の嫌がる嫌味を言う人の心理について。一緒にいる時にすぐに人の嫌がるようなことを口にする人がいますが、なぜ人が嫌がることを平気で言うことができるのでしょうか。

ちょっとした気遣いがあれば人に言っていいことと悪いことの区別は分かりますが、嫌味を言う人はあまり考えていないのでしょう。

 

人の嫌がることを言う人の心理

羨ましいので嫌味を言いたくなる

人に対して嫌味を言う人の心理としては、自分にはない物を持っているので羨ましいと思っているのかもしれません。

人は自分にない物を他人が持っていると羨ましいと思ってしまいますが、自分にプライドがある人にとって羨ましいという感情は許せません。

 

素直に羨ましいと言うことができずに、つい強がることで嫌味を言ってしまいますが、自分のプライドを守っていると言ってもいいでしょう。

羨ましい気持ちを素直に出してしまうことによって、相手に負けたという印象を受けるので、自分にとって他人との比較は勝ち負けにこだわっているのです。

 

羨ましいと思った時には自分の負けとなるので、相手に対してはつい真逆の言葉を言ってしまうのです。嫌味は誰でも言われることは嫌ですしが、言われなければ分からないこともたくさんあります。

嫌味を言う人のことを理解することは難しいですが、相手の気持ちを察することによって相手にしなければ上手く対処することもできます。

 

自分が辛い状況の時に周りが幸せな人たちばっかりだと、つい愚痴や嫌味のひとつも言いたくなりますが、同じ気持ちを抱えて嫌味を言ってしまうのかもしれません。

嫌味を言う人の気持ちを理解することは難しいですが、できるだけ真摯に対応することが望ましいと言えます。

 

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嫉妬心がある

相手に対して嫉妬する気持ちが大きいほど、嫌味のひとつでも言ってやらないと気が済まないと思ってしまうのです。自分の生活に満足している人にとっては、他人の幸せも同時に喜ぶことができます。

しかし生活が苦しかったり嫌なことばかりの状態では、相手が幸せになると嫉妬心しか思いません。なぜ自分だけ辛い思いをしているのに、相手は幸せなのかという想いが強くなり、勝手に嫉妬してしまうのです。

 

嫉妬心は自分以外の誰に対して持ってしまうので、自分だけが不幸になっているという気持ちに追い込まれてしまっているのかもしれません。人を寄せつけず近づいてきたら嫌味を言ってしまうので、自然と周りの人も離れて行ってしまうでしょう。

自分の周りから人が離れて行ってからようやく自分が嫌われていたと気づくので、それまで嫌味を言っても当たり前だと考えていたのかもしれません。嫉妬心はなかなか消すことができないので、いつまでも人に対して嫌味を言ってしまうのです。

 

 

自分と同じレベルを相手に要求してしまう

何か行動する時には人それぞれの能力に合わせた行動パターンがありますし、仕事をする上でもそれぞれのスキルは違います。

嫌味を言う人の心理としてはこんなに簡単なこともできないのは、相手が悪いからだという想いを持っているので、何でも自分と同じレベルを求めてしまいます。

 

自分にとって簡単な仕事でも、相手にとっては難しいこともありますし、その逆もあるのでそれぞれのスキル次第です。

しかし自分がこれだけ簡単にできるのだから、同じレベルを要求してもおかしくないという気持ちが強いので、できない人に対しては嫌悪感を抱くようになります。

 

こんなこともできないのかという気持ちがつい言葉に出てしまうので、嫌味として相手には聞こえてしまいます。

仕事では特に完璧主義者の人に多くこんなレベルの物ができない人と一緒に仕事をしたくないと思うので、つい心の中の気持ちを言葉に出してしまうこともあります。

 

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自信がないので嫌味を言って優位に立ちたい

自分に自信がない人にとって相手よりも常に優位に立ちたいという思いから、つい相手に対して嫌味を言ってしまいます。自信がないからこそ相手の方が優位に立ってしまうと、自分の弱さを見透かされてしまうので怖いと思ってしまいます。

プライドが高いので自分のことを指摘されることも嫌なので、ストレスからつい自分の心の中の声を口に出してしまうのです。

 

優位に立てば相手は何も言えなくなるので、安心して仕事をすることもできますが、自信がない分だけ常に周りに人のことを警戒してしまいます。

嫌味を言えば自分の懐に入り込むこともないので、自分の弱さを見せることもないと安心できます。嫌味を言う心理は自分を守るために使うこともありますが、自分でも本当は止めた方がいいと思うことも多いです。

 

 

まとめ

人の悪口を言う人にの心理としては、自分のことを守りたいとい心の中の声をつい出してしまうので、本音を言ってしまう人かもしれません。

しかし嫌味を言えば当然周りにいる人は嫌悪感を感じるので、周りから離れていく人もいます。嫌味に対しては真に受けずに受け流すことができれば、嫌味を言う人とも仕事を上手くすることができるはずです。

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