地元の悪口を言う人の心理について。出身地が嫌いなのか。人それぞれ地元に対する想いは違いますが、すぐに地元の悪口を言うことも中にはいます。他人の地元を良く思うことはありますが、自分が生まれ育った地元を悪く言うのは何か理由があるのかもしれません。
そこで生まれ育った地元の悪口を言う人の心理について紹介します。
地元の悪口を言う人の心理
地元では嫌な思い出しかない
地元のことを悪く言う人の心理としては、自分が子供時代に育った地元で嫌な思い出が多いことが要因となることがあります。
子供の頃にいじめられた経験があったり、友達が少ないので楽しい思い出がない人など、昔の悪いことばかり思い出してしまうことが原因です。
そのため今の生活と比べて昔の悪かったことを思い出したくないので、つい地元の悪口を言ってしまうのです。
逆に言えば昔に比べて今の生活に満足していると言えますが、それでも地元の悪口を言うのには相当な嫌な思い出があったと推測できます。
たとえば地元が田舎だったとしても、何もないから悪口を言うことはないですし、老後に住むにはいい場所だと良いイメージを持つことが多いです。
地元の悪口を言う人は自分の体験談で悪いことが多かったことが、悪口に繋がっているのです。
都会への憧れが強い
地元が田舎の場合は子供時代から都会の憧れを強く持つことが多いので、地元のことを悪く思ってしまいます。子供時代に都会への憧れが強いほど、こんな場所から早く抜け出したいと思うようになります。
すると地元の良い部分よりも悪い部分の方が強く印象に残ってしまうので、都会の生活をした時により幸せを感じることができます。
憧れの都会の生活をしたことによって、田舎での生活の悪い部分ばかりが思い出されるので、より都会の生活を良く思ってしまします。
憧れの都会での生活によって子供の頃の生活で嫌なことばかり思い出してしまうことから、地元の悪口ばかり言ってしまうようになりなります。
日常生活で楽しいことがない
地元に住み続けている人が地元の悪口を言う時は、生活に楽しさがないことが要因となります。都会の生活と違って遊ぶ場所や行きたい場所がないことが多いので、毎日退屈な生活を送るようになります。
やることと言えば仕事が終わってから趣味を楽しんだり、お酒を飲んだりすることくらいなので、ずっと続けていると飽きてしまいます。
日常生活の中で楽しいことがなければ、こんな生活は嫌だと思ってしまうので、都会での生活が羨ましいと思うようになります。
都会の人がたまに田舎に住むめば気分転換ができてゆっくりできますが、地元の人は毎日やることがなくて生活自体がつまらないと思っています。日常生活の中で楽しさを見つけられなくなると、地元のことを悪く言ってしまうことも多くなります。
遊ぶことができない
地元で遊ぶと言えば観光名所などに行くしかありませんが、地元の人はわざわざ行くことはありません。
若い世代の人の遊びはゲームセンターに行ったり、お酒を飲みながら遊びたいと思いますが、地元が田舎になるほど遊ぶ場所はなくなります。
そのため遊びたいと思っても遊ぶ場所がないので、毎日つまらない生活を送っていると思ってしまいます。
また遊ぶと言えば体の関係を持つためにナンパをしたり、いろいろな人と遊びたいと思うこともありますが、地元ではすぐにうわさが広まるので遊ぶことはできません。
もし遊んでしまうと友達付き合いもできないくなってしまうので、地元で孤立した存在となる恐れもあります。狭い地域ほど口コミも広まりやすいですし、遊ぶとすぐに噂が広まってしまうので住みにくくなってしまいます。
地元で遊ぶということがいかに難しいかは、住んでいる人にしか分からないので、つい悪口を言ってしまうこともあります。
地元を抜け出して楽しい生活が送れている
都会に憧れを抱いて夢を実現した人にとって、地元の生活には戻りたくないと思っている人も多いでしょう。今の生活が楽しいと思っているので、地元での生活は自分の中で黒歴史にしたいと思っています。
嫌な思い出やつまらない生活などすべてをひっくるめて、地元の生活から抜け出したことに幸せを感じています。地元を抜け出して生活している今が充実しているほど、地元での生活には戻りたくないので悪口を言ってしまいます。
悪口は他人に言うこともありますが、ほとんどが自分に言い聞かせることで、地元の生活に戻りたくないという気持ちを鼓舞しているのかもしれません。
地元の悪口を言えば自分でも戻りたくないと思う気持ちが強くなることから、あえて悪口を言って今の生活を楽しもうとしているのかもしれません。
まとめ
地元の悪口を言う人の心理はいろいろありますが、地元での生活にあまり良い思い出がない人が悪口を言うことが多いようです。
子供時代の生活は特に良かったことや悪かったことなど、インパクトの強いことだけを覚えていることが多いです。嫌なことが多かった子供時代だったかもしれませんが、生まれ育った地元のことは大切にしてもらいたいものです。