会社で嫌われている人の心理的特徴について。学生時代であれば「自分の事が嫌いなら関わらなくても良い」といった感じで済みましたが、社会人ともなるとそういうわけにはいかなくなります。
そもそもどんな人が職場で嫌われやすいのでしょうか。では、職場で嫌われやすい人の特徴をご紹介します。
会社で嫌われてる人の心理的特徴
愚痴ではなく悪口を言う
毎日仕事をしていれば愚痴の一つや二つは当たり前。職場に仲の良い人が居るとついその人に言いたくなってしまうものです。ですが愚痴ではなく、悪口の言い過ぎは禁物です。
例えば「今日○○さんウザすぎ」「○○さんってなんであんなに仕事が出来ないの?」なんてことを時々なら良いですが、毎日のように誰かしらの悪口を言っていると仲の良い人からだけでなく、職場の人からも嫌われやすくなってしまいます。
悪口を言いたくなってしまった時は職場の人達ではなく、職場とは全く関係のない家族に聞いてもらうのが一番です。
1つの仕事に時間をかけすぎている
丁寧に仕事をやることは大事ですが、働くということは「丁寧且、スピーディーさ」も必要です。
周囲の人が5つの仕事を終わらせているのに、あなたはまだ1つの仕事すら終わっていない場合職場の人達は「あの子と同じお給料を貰っているなんてなんだか割に合わない」なんて思われてしまっています。
丁寧且、スピーディーさを意識して効率を上げるという事も意識しましょう。
上司が居ないと仕事をやらない
同僚の前ではほとんど仕事をしないのに、上司が通りかかったり、上司との仕事となると仕事をする人は同僚から嫌われています。
自分の中では「いい感じ!」と思っているかもしれませんが、同僚と居る時に仕事をほとんどしていないという事は風の噂で上司の耳にも入っているので、上司から見捨てられてしまうのも時間の問題でしょう。
「疲れた」が口癖
仕事が始まって30分も経っていないのにすぐに「疲れたー」と言ったり、簡単な1つの仕事なのに何度も「疲れたー」と言う人は職場で嫌われやすいです。
体自体はそれほど疲れていないのに、「疲れた」が自然と口に出てしまうという事は「疲れた」が口癖になってしまっているのでその口癖を聞いた周囲の人達はその口癖に疲れてしまいます。
そして周囲の人達はあなたの「疲れた」を何度も耳にしていると「まだ何もやっていないのに」「そんなに動いてないじゃん」となんだかイライラしてしまいます。
感情を表に出し過ぎている
社会人であれば仕事中はある程度自分の感情を抑えなくてはなりません。
それなのにプライベートで起きた事なのに泣いたりイライラしたり怒ったり、そして仕事中にちょっと指摘されたくらいで泣いたりイライラしている人は職場で嫌われやすくなってしまいます。
感情を表に出し過ぎていると、周囲の人達は「今機嫌が悪そうだからあとで言えばいいや」などと変にあなたに気を使ってしまいます。プライベートで感情を表に出すことは良いですが、社会人なので、仕事とプライベートはしっかりと区別しましょう。
敬語が使えない
同僚であっても仕事中に敬語で話さなくてはならない時もあります。それ以上に上司には「敬語が使えない」なんて通用しません。
学生時代であれば仲の良い先生や先輩にタメ口でも許されていましたが、社会人にもなって敬語を使えないという事は周囲の人達に不快な思いをさせてしまう事があるので、敬語が使えないのであれば敬語の勉強をしましょう。
周りがやって当たり前
勤務開始時間があったとしても勤務前や勤務後にやっておかないといけない事って会社によってありますよね。例えば勤務開始前後の掃除や仕事中に必要な物の補充など。
積極的に取り組まず「自分がやらなくても〇〇さん達がやってくれるから…」なんて思い、周りがやってくれることを頼っている人は嫌われやすいです。
そんな事が通用するのであれば普段からやっている人達も本当はやりたくないはずです。「周りがやって当たり前」と思うのではなく、「自分がやらなくちゃ」と思うようにしましょう。
人によって態度を変える
人間誰しも嫌いな人や苦手な人、好きな人は存在します。ですがあからさまに人によって態度を変えてしまう人は職場で嫌われやすいです。
こういった人によって態度を変える人と一緒に仕事をするとなると周囲の人達はあなたと一緒に居ることで気疲れしてしまいます。そして態度を変えられてしまった人はイヤな気持ちにもなります。
自分の気持ちだけを主張するのではなく、周囲の人の気持ちも考えましょう。
まとめ
今まで通用してきた言動でも社会人になるとその言動は職場の人達から嫌われてしまう言動へと変わってしまう事があります。普段おちゃらけている人でも仕事中と休憩中の切り替えがきちんとできている人は職場で好かれやすいです。
ですが切り替えが全くできずに仕事中も休憩中も常におちゃらけている人は職場で嫌われやすくなってしまいます。社会人になったからといっていきなりちゃんとできる人は多くはありませんが、「社会人」という自覚をきちんと持って仕事に取り組みましょう。