行動するのがめんどくさい人がやる気を出す方法とは?

この記事では、何かを行動するときに「めんどくさい」と感じてしまったときの対処法を紹介します。

私たち人間は、なぜ「行動するのがめんどくさい」と感じてしまうのでしょうか。実は、行動するのがめんどくさいと感じるメカニズムは常に共通点があります。

 

行動するのがめんどくさいと感じるメカニズム

なにかしらの行動をしようと頭で思ったときに、めんどくささを感じるパターンは、「やらなきゃ」と思い⇒いろいろ考えてしまい⇒「めんどくさい」と感じるという流れになっています。

つまり、一番最初に「やらなきゃ」という思いがあるため、めんどくさいという感情を作っているのです。「~しなければならない」というのは、義務です。普通は、なるべく義務を負いたくないという心理を人間は皆持っています。だからこそ、義務を避けるためにあれこれ考えてしまうのです。

考えれば考えるほど、よりめんどくさい感情が高まっていきます。

 

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行動するのがめんどくさいを無くす方法

では、具体的にどのようにして、行動するのがめんどくさいという感情を無くしていけばいいのかを説明します。

まずは、先ほど説明した、「やらなきゃ」と思い⇒いろいろ考えてしまい⇒「めんどくさい」を感じる。この流れをしっかり覚えましょう。そして、「やらなきゃ」という思いを極力減らすことでめんどくさい感情は減少します。それにはいくつかの方法があります。

 

 

本当にやらなきゃいけないことなのか?

「やらなきゃ」を減らすには、そもそも本当にやらなきゃいけないのかというところから見直します。たとえば、勉強をやらなきゃいけない場合、「そもそも本当に勉強する必要があるのか?」、掃除をやらなきゃいけない場合、「そもそも本当に掃除をする必要があるのか?」と考えます。

一見単純ですが、本来、「めんどくさい」という感情は、「やりたいこと」をやっているときには感じないものですよね。

 

「めんどくさい」と感じている時点で、それは「やりたいこと」ではないはずです。極力やらない選択しを持つ勇気が必要です。

でも、やりたくないけど、やらなきゃ成績が落ちるし、部屋が汚れるし・・・と、またいろいろ考えてしまうでしょう。しかし、工夫次第でいくらでもやり方はあります。たとえば、勉強が楽しくなる工夫をするとか、掃除は業者に任せるとかです。

 

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やりたいと思い込む

「やらなきゃ」というのは、自分の思い込みです。掃除がめんどくさくても、実際、行動してみると気持ちよくなって、気づいたらいたるところまで綺麗にしてたなんて経験ある方もいるでしょう。

勉強がめんどくさくてやりたくなくても、嫌々5分だけやってみたら、集中していつの間にか3時間も続けてしまっていたなんてこともあり得ます。

 

このように、実際やってみると、案外気持ちいいもです。つまり、「やりたくない」という感情は自分が作った思い込みなのです。

もともと思い込みなのであれば、「やりたい」と思い込んでみましょう。たとえば、朝、どうしても会社に行きたくない場合、あえて、「メチャクチャ会社に行きたい!」と思い込みます。

本気で思い込めば、「行きたくない」と考えていた時は負の感情で支配されていたのが、「行きたい」と思い込んだ場合、ワクワクした楽しいポジティブな感情になるはずです。

 

 

なんにも考えない

行動力がある人は、考える前に行動し、行動しながら考えます。めんどくさいと感じるのは行動する前に考えてしまうからです。

心理学で作業興奮というものがあります。最初はめんどくさくてやりたくないことでも、ちょっとだけ作業をすると、不思議と最初のめんどくさい感情が嘘のように、作業を続けられてしまうというものです。

 

人がやる気を出すには、脳の側坐核と呼ばれる部分が働く必要があります。しかし、この側坐核は行動することによってしか働かないのです。なので、嫌でも、ある程度行動すれば、側坐核が刺激され、やる気が出て、「めんどくさい」という感情がなくなるのです。

つまり、そもそも行動する前にあれこれ考えてはいけません。なんにも考えずに、脳に浮かんだ瞬間に、すぐに動くことが重要です。

 

考えずに行動するための一つのコツを紹介します。それは、作業をやめるときに心がけることがあるのです。

通常、なにか物事を終わらす時に、「キリのいいところまで」を心がける人が多いと思います。しかし、キリのいいところまで終わらすよりも、キリが悪いところで終わらした方が、次回やり始めるときに、「めんどくさい」と思わなくなるのです。

 

キリが悪いと気持ち悪いという心理が働くからです。気持ち悪いから、早く片付けてしまいたいと思えば、「めんどくさい」と思う隙間はありません。「やりたくないこと」からもはや「やりたいこと」(早く片付けたいから)に変わっているのです。

そして、次回スムーズにやり始めることができるので、ちょっとしたことでも、行動したので、脳の側坐核が刺激され、さらにやり続けることができるのです。

 

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まとめ

めんどくさいという感情は、

  • 本当にやらなきゃいけないことなのか?
  • やりたいと思い込む
  • なんにも考えない

を気を付けるだけで、簡単に克服できます。みなさんもぜひお試しください。