クレジットカードを持たないデメリットとは?

日本における、クレジットカードの平均保有枚数は、3枚前後といわれています。調査時期により多少上下しますが、10枚以上も持っている人もいます。

しかし、一部のクレジットカード愛用者とは対照的に、1枚も持っていない人や、持っていても1枚だけという人もいます。最大の理由は、複数枚もつことによる、紛失、盗難や不正利用のリスクが気になるというものです。

クレジットカードの申し込みをしておけば、受けられたサービスや割引きが受けられず、損をし続けている人は大勢います。これはもったいないことです。

 

クレジットカードを持たない人は損?メリットは?

万が一、不正利用をされても保障される

どのクレジットカードであっても、保障期間が設けられています。不正利用が発覚して、カード会社に連絡をした日から60日間まで遡って保障されるのが一般的です。

連絡後も1,2週間ほど保障がつきます。運が悪く、悪意のある第三者に、自分のクレジットカードを使われてしまっても、不正利用が確認できれば全額返金されます。

 

不正利用の防止や保障制度は、カード会社にとって企業としての信頼問題にかかわります。そのため、不正利用によって、損失を被る心配はほぼありません。

気がついたら、即刻カード会社に一方を入れて、調査してもらえばよいだけです。そもそも60日間(約2か月間)の余裕があるので、その間、明細書をみて気がつくのがふつうです。

また、カード会社でも、不自然なカード利用がないか、絶えず監視をしています。その結果、いつもとは違う使われ方をしていたら、即座に電話による確認が行われます。

 

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年会費がかからないカードも多い

クレジットカードは、年会費がかかるものだと思っている人もいます。ところが、全体としては年会費無料のカードが大変多くなっています。

もし年会費が必要だとしても、年に一回だけ店舗でお買い物をするだけで、年会費が免除されるタイプもあります。クレジットカード発行の目的は、顧客の囲い込みであるのがふつうです。

 

ですから、年会費を設けて、来店を促したいという側面はあります。とはいえ、あまりに高額な年会費ではカード会員を獲得できません。顧客にとっても、店舗にとってもメリットが最大化されるように年会費は設定されるものです。

いつも利用しているお店で、クレジットカードがあるのなら、一度年会費はどうなっているのかチェックしてみるのがオススメです。もし無料で持てるタイプであれば、持たない理由はありません。

損をすることのないクレジットカードなわけですから、確認しておきたいですね。

 

 

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学生、主婦や年金暮らしでも審査に通る

申し込んでも審査でどうせ落とされるはずだと思っている学生は多いです。ところが、学生だから審査で不利になるわけではありません。親が仕事をしており、収入が安定していれば、問題なく審査に通過します。

本人は無収入であっても、親権者に稼ぎがあれば問題ありません。また、専業主婦の方もクレジットカードを避ける傾向にあります。こちらも同じく、旦那さんの稼ぎが安定していれば、専業主婦で所得がゼロであっても審査落ちしません。

 

クレジットカードの審査では、世帯全体での手取り金額がいくらなのかが重要となります。それから、年金暮らしの方は、年金の額が小さいと遠慮するものです。

しかし、ご高齢の方となると、住まいの住宅ローンを支払い終えている。子どもが全員独り立ちしていて、養う必要がない。ふだんの生活で必要なのは、自分と配偶者が生活をするのに必要な金額だけということも多いと思います。

要するに、収入が少なかったとしても、支出も少ない人が多いはずです。そうなると、年金の受給額が多くなくても、審査には通りやすいです。

 

 

カード払いをしてなくても使えることがある

口座引き落としをしたくない。自分は現金主義だ。カード払いをしてしまうと、家計のやり繰りが難しくなる。こうした理由で、クレジットカードを持つことを避ける人もいます。

ところが、現金払いでも特典を受けられるクレジットカードは多いのをご存知でしょうか。原則的に、カード払いをすることで、各種の特典が付与されるものですが、一部例外もあります。

 

全てのクレジットカードで、カード払いが必須ではないということです。レジでカードを提示するだけで、優待サービスが受けられたり、商品価格が割引きされたりするカードもあります。

カード払いが必須だと思っている人がいたら、一度、いつも利用しているショップのカードではどうなっているか聞いてみるとよいでしょう。現金払いでも、構わないカードも少数派ながら存在しています。

 

 

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引っ越し直後でも申し込みができる

たまにいるのが、引っ越しをして住所変更を済ませていないから、クレジットカードは作れないと思う人です。ですが、大半のクレジットカード会社は、こうしたケースにも備えています。

カードの申し込みをすると、後日、クレジットカードが郵送されるのがふつうです。期間は、2週間から4週間といったところです。そのあいだに、住所変更を済ませればよいだけです。

 

自宅でクレジットカードを受け取るときに、住所変更をした免許証などをカードの配達員に見せれば、本人確認が行えます。短期の異動などで、住所変更が面倒という人であれば、光熱費の明細を使う方法もあります。

つまり、住所変更の済んでいない免許証や保険証と併せて、現住所が記載されている光熱費などの明細書を提示すれば、本人確認ができることも多いです。

 

クレジットカード払いの種類について