どんな特徴が見られたらマザコンの気質があると言えるのか、マザコンな男性の特徴を見ていきましょう。
今付き合っている彼氏、あるいは好きな人と結婚を考えている人は、彼がマザコンでないかを予めチェックしておくべきです。マザコンな男性と結婚してしまうと、後々自分が後悔したり悩んだりする傾向にあり、付き合っている段階で見抜く必要があります。
マザコン男性の心理的な特徴
毎日電話をしている
「今仕事終わったよ」「今日ミスしちゃってさ」「友達と遊んでるよ」など、まるで子供のように母親に逐一報告する彼は、マザコンタイプの男性でしょう。
何かあると電話をして報告や相談をするため、電話の履歴には常に母親が入っている状態です。
毎日のように母親と電話をしているという姿が見られたら、マザコンであることを疑った方が良く、今後自分たちの喧嘩や悩みについても相談されてしまう可能性が高いです。
このように常に母親を頼る男性は、母親の意見を第一に優先します。仮にあなたと彼が喧嘩して、母親から「彼女が悪いわね」と言われてしまえば、彼が悪くても一向に折れないでしょう。二人の関係に母親が介入するような状態になることが多いため、毎日電話している様子が見られれば注意が必要です。
自分で服や物を選ばない
「それどこで買ったの？」と聞くと、「母親が買ってきたやつ」と答える彼。そんな彼は、母親任せのスタイルが、当たり前になっている状態と言えますよね。
服や身につけるものなどは、自分を主張できる手段であり、個性を出せる方法でもあります。それを母親に任せっきりになっているということは、彼は「自分」というものを持たず、母親によって流されていると言えます。
このような彼は、母親が「右」と言えば右に向かい、「左」と言えば左に向かう母親に従順なタイプが多いです。そこに尊敬する思いや母親を大切に思う気持ちもあるでしょうが、一番は「楽」だと感じていることが多いのです。
主体性がない彼は、様々なことで母親を頼りにし、母親の意見が自分の意見と捉えてしまうことが多いため、どこか頼りなく感じることでしょう。
「決めていいよ」「なんでもいいよ」と相手任せにすることも多く、あなたがリードしなくてはならない関係が生まれてしまいます。
叱らない母を持つ
何をしても許される、どんなことでも受け止めてくれるといった、一見心が広く見える母親を持つ彼も、マザコンの可能性があります。自分に非があったり原因があるという場合でも、母親は「それで大丈夫」と認めてくれるため、自分が悪いということを知ることができません。
例えばこのような彼が浮気をしたとしましょう。彼女であるあなたは当然、浮気したことを責め、距離を取ったり喧嘩したり、時に別れをも考えますよね。
しかし彼の母は「浮気される方も悪いんだから」「男は浮気するものなんだから」と彼を容認する発言をしてしまうため、一向に浮気することをやめません。
しつけする人、指導する人、生き方を教える人でもある親が、このような発言をしていれば、「なんでも許される」とわがままで自由な人に育つでしょう。叱られることがなく甘く育てられた彼は、母親の元が一番居心地が良いと感じ、マザコン化してしまうのです。
誕生日やイベントを恋人と一緒に過ごせない
彼の誕生日やバレンタイン、クリスマスといったイベントに、一緒に過ごすことができないという場合は、マザコンの可能性があることを頭に入れておきましょう。
彼が生まれた誕生日に、毎年母親の手作りケーキでお祝いしていたり、バレンタインやクリスマスといった恋人同士が盛り上がるイベントを親子で楽しんでいたりと、関係が親子と以上のものになっている可能性があります。
「誕生日一緒にお祝いしたいんだけど」と彼に言った時、彼が「毎年家族で祝うんだよね」という反応が見られたら、こうしたケースかもしれないと疑った方が良いです。
彼女と母親を比べた時に、真っ先に母親優先で、彼女は入る隙がないという状態なら、この先一緒になっても、無条件で母親の味方になる確率が高いのです。
内容や理由から母親を優先するといった訳ではなく、「いつもそうだから」「決まりだから」という理由で一緒に過ごせない場合は、彼の中で母親が一番になっている可能性があるのです。
母親を大切に思うのと、母親に依存しているマザコンは紙一重の差かもしれませんが、こうした些細な点から見抜いていく必要があるのです。
まとめ
マザコンタイプの男性と結婚すると、後にあなた自身が苦労することが多いです。マザコンな男性は、母親が絶対であり、いくら妻であろうと彼女であろうと、その上に母親が存在しています。
そして「母親のようになってほしい」と彼女に理想を持つことも多いため、比較されることが多かったり、否定されることも多いもの。恋愛中も結婚後も、彼の基準は母親になってしまうのです。マザコン気質な彼ではないか、結婚する前に確認しておきたいものですね。
