彼女から「ごめんね、もう付き合うことができない」「別れないといけない」と別れたことがある男性は、彼女のことを「可愛そう」と思ってしまってはいませんか?
彼女が計算高い女性ならば、あなたは騙されていたかもしれません。彼女が泣きながら別れを告げてきた時、彼女の中では何を思って何を計算しているのでしょうか。
彼女が泣きながら別れたいと言ってきた時の心理
別れても味方でいてもらいたい
別れても尚、友達の関係を続けるというカップルも少なくありませんよね。お互いのことをより深く知っている元恋人同士であれば、相手を理解しそばで見守ることもでき、一番の良き理解者となることもあります。
彼女が「別れても友達だよね?」「縁は切らないよね?」と言ってくるようであれば、その涙は「味方でいてもらいたい」という計算が隠されているのです。
別れてから悪く思われたくない、しかも普通の友達よりは自分を理解してほしいという思いがあり、別れ際で涙を見せることで、「守ってあげないと」とあなたに思わせようとしています。
単に「友達でいたい」ではなく、「味方でいてね」「守ってね」とずる賢い計算をしている可能性があります。また中には「キープしておきたい」と考える女性もいるため、友達関係になった後、多少の距離感は大事にするべきでしょう。
他に好きな人ができたことをバレたくない
「別れよう」と言いながら泣く彼女には、もしかしたら新たな男性がいるかもしれません。
彼にただ「別れよう」と言えば「どうして?」「他に男でもできたの?」と探られる可能性があるため、そこで他の男性の存在を知られた場合、自分の立場が危うくなりますよね。
しかしそこに涙を見せることで、「これ以上突っ込めないな」という思いをあなたに与え、自分をガードしていると言えるのです。他に好きな人ができた、新しい彼氏ができたと言われて、「はいそうですか」とすんなり受け入れる男性は少ないですよね。
怒ったり責めたりと感情的になったり、別れることを承諾しない男性もいて、別れることに時間と労力を費やすこととなります。
あなたから余計な追及を受けないため、そしてすんなりと別れることに同意してもらうために、彼女は涙を見せているのかもしれません。
もし彼女に怪しい行動や発言が見られたら、自分が納得するまで話し合いをすることも必要でしょう。
別れすらも思い出に残したい
別れようとしている状況、空気感、相手の表情は、別れた後も記憶に残りませんか?長い日々を共に過ごしてきたその月日よりも、別れに直面した最後の日の方が、人の記憶には残りやすいものです。
もし彼女がロマンチストな人だったり、シチュエーションに酔うタイプの女性であれば、その別れすらも一つの思い出として残したいと思うでしょう。
ふと二人の過去を思い出した時に、思い出が美化されやすいよう涙を流しているとしたら、相当計算高い女性です。
少しくさいと思える言葉で別れを告げてきた場合は、今別れる瞬間に酔っている状態であり、自分の世界に入り込んでいることが分かります。
今後の自分に涙を流している
別れ際に泣いているからといって、二人の関係が終わることに泣いているとは限りません。
彼女は「これから一人だな」「もっと良い男性に出会えるかな」と、今後の自分に少し不安を感じていて、その不安や心配から涙を流していることも考えられます。
要はあなたのことを考えて泣いているのではなく、自分の将来について不安に感じ泣いているだけ。
あなたとの別れが惜しいとか、もっと一緒に居たかったという心残りの涙ではなく、「自分は大丈夫かな」という自分への心配の涙です。涙の後には意外とアッサリとしていて、「それじゃ」と切り替えて去っていくこともあるでしょう。
納得がいっていない
自分の出した答えなのに、納得がいかなくて泣いていることもあるでしょう。例えば「親からものすごく反対された」「友達もあなたを好きになってしまった」など、自分の思いとは異なる別れである可能性もあります。
ただ、あなたに迷惑をかけたくない、あなたに責任がないと思った彼女は、ただ「別れよう」とだけ告げる。
理由を明確にしない、別れる雰囲気がなかった、「別れよう」の言葉を言うまでに時間がかかったなど、気になる点がそこにあれば、別れることに彼女も納得していないのでしょう。
彼女が苦しい思いや悩みを一人で抱えていることが考えられ、寄り添って彼女の本心を聞き出すことが必要になります。
まとめ
涙を流すくらい、別れることが辛いと思っていたら、自ら別れを切り出すということはしないですよね。
しかし言われた側の男性は、単純に「別れることが辛いんだ」と解釈してしまい、彼女の計算や思惑を見抜けないまま、別れることになってしまいます。
辛そうに、悲しそうにしている別れ際の涙に、騙されてつい優しくしてしまう男性もいますよね。しかし女性は男性が思っている以上に計算高いものなのです。