精神病の原因は親にあった?

精神病の原因が親にあることについて。これは心理学者が言っていた言葉です。専門家や占い相談など精神を扱う人々の間では当然分かっていることかもしれません。

あなたは依存や人間関係のトラブルがあるったとき自分を責めていませんか?どうして自分だけがこんな言動をしたくなってしまうののか、なぜこんな風に考えてしまうのだろうと疑問に思ったことはありませんか?その疑問を解くキーワードは親です。

 

精神病の原因は親にある?

なぜか同じタイプの人にタゲられるホイホイさん

学校や職場で、嫌いなのに避けたいのにいつも同じタイプの人にタゲられる(ターゲットにされる)のはなぜでしょう?それはあなたの家族に同じタイプの人がいるからです。家族は社会に出るための練習の場です。家族にないタイプの人間に対して、人は違和感を感じるのです。

どう対処していいのかも分からないのです。しかしあなたは他の人が問題人物に対して感じるような違和感や危機感を持てないため、逃げ遅れるのです。なぜなら、あなたがそういうタイプの人に慣れているからです。

さらに相手も、自分を理解してくれ、簡単に操れるそんなあなたが心地よいのです。よりあなたを離さなくなります。ますますあなたは逃げ遅れます。

 

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たくさんのマインドコントロール

子供が親から受ける洗脳、すりこみ、マインドコントロールはさまざまです。「しつけ、環境、教育方針」と言うこともできますが。子供の頃「良い子ね。」と親に言われたら嬉しかったですか?

あなたがしたことを親が良い子であるとジャッジするということは、逆に言えば、それができないと「ダメな子」という信号を子供に送っています。そんな小さいなことから、あなたはこうあるべきだ、こうなったら許されない、と親から言われ続ける人もいます。

 

親は小さな子供にとって宇宙であり全てなので、親に捨てられたら生きていけない弱い存在である子供は、必死に親の要求を満たそう、認められようとします。

自身のエネルギーが枯渇するまで何とか保てるかもしれませんが、ついに枯渇したとき、それが中学生なのか、20歳なのか、30歳なのか分かりませんが、もう精神を健全に保てなくなるのです。

 

 

ストレスの矛先

「精神病とは生活に支障をきたす時点からを言う」と、ある精神科医が定義していました。携帯依存、ギャンブル依存、恋愛依存症・・・誰でもスマホばかり気になって仕方ない時期があれば、賭け事をすることもあるし、若い女性なら恋愛に夢中になることもあるでしょう。

しかし生活に支障をきたす程にのめり込んだ時、精神病の域と言うのだそうです。あるいは暴行事件や薬物依存といった危険で自虐的な方向に向かう人もいます。しかしなぜそればかり気になるのでしょう?

風邪を引くと弱いところに痛みが出るように、人はストレスを強く感じると、精神的に弱いところに支障がでます。その人らしさでもあります。そして逃避や埋め合わせとして依存行為に走ります。しかしその原因が親かもしれないと考える人は、いったいどれくらいいるでしょう。

 

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親が原因?考えたこともない

世の中に出回る心理学の本を見ても、なかなか親に原因を求める内容は少ないです。例え偶然見つけたとしても、人は目をそらします。極力さけたいのです。なぜなら親は全面的に自分を愛してくれてる存在だと人は信じたいからです。

世の中に子供を虐待する親がいるのは知っているけど、自分の家はそんなんじゃないとフタをします。悲しいくらいに子供は、生まれ持って親を愛しています。愛されたい欲求があります。親も「あなたを愛しているよ」などと言っていたかもしれません。

しかし親もしょせん人間であり、自覚のあるなしに関わらず、愛情に満ち、いつ何時でも家族を優先し、子供を自分より愛しているわけではないのです。本当に子供に適切な愛情を与えられる親は、全体の20%くらいではないか、と言う専門家もいます。

 

 

現実への目覚め

あなたに虐待をし続け、あなたを捨てた親なら誰が見ても、精神のトラブルの原因が子供時代にあるのは分かりやすいのですが、大半の親はそこまではしません。ここがミソで、問題を水面下に潜らせてしまうのです。

なぜなら先ほども書いたように、子供は親に愛されていたい、という強力なバイアスを持っているからです。しかし何かの事件をきっかけに目覚めはいつか来るでしょう。それが10代なのか20代なのか50代なのか・・・真実を見直す作業は実に辛い作業です。

 

しかし逃げれば逃げるほど、不安はいつまでもつきまとい、あなたの問題の解決にならないのです。なぜ母さんは弟ばかりかわいがってたの、お父さんは自分が学校でいじめられてたのに何もしてくれなかった、離婚で家族がバラバラになって辛かったけど言えなかった、勉強ばかりさせられて苦痛だった、もっとありのままを愛されたかった・・・・。

最初は親を憎んだりするかもれませんが罪悪感を感じる必要はありません。また許せないなら無理に許すこともありません。次第にあなたの中で虐げられ萎縮し、あなたにも相手にされなかった、小さな本当のあなたがやっと解放されて、過去の狂ったような自分が遠いものとなり、本来のあなたを生きれるようになります。

そして親もまたあなたと同じように十分に愛されて育ったわけではなく、彼らなりの最善だったのだと思える日が来るでしょう。許すというより理解に近い、諦めとも言える境地でしょうか。既に目覚めている方はこれまで書いてあることが何を言っているのか、おおよそ分かるのではないでしょうか?

 

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まとめ

最近毒親という言葉がネットで見られるようになりました。きっかけは「毒になる親」という書籍が売れ続けているからです。体罰だけが虐待ではありません。精神の虐待はハタから分かりにくく、当事者さえも気づかないことが多々あります。

毒親というと、とっても悪い親に聞こえますが、その何パーセントかの要素は誰しもが持っています。精神的な問題の原因が、今まで注目されなかった、あるいはタブーだった?

「親」にあるかもしれないという認識が広まれば、自分を責めたり、自分の中から突き上げるこの感情がどこから来ているのか不安だった人々の救いになるでしょう。今後よりいっそう、この分野の研究が進むことを願います。