シングルマザーが恋愛する時に考えるべきこと

理由や事情があり、シングルマザーとなって子供を一人で育てている女性は少なくありません。一人で仕事をし家事をし、育児まで頑張っているシングルマザーは、肉体的な疲れだけではなく精神的にも追い詰められてしまうことも多々あるでしょう。

そんな時「支えがほしいな」と男性に頼りたくなったり、恋愛したい気持ちになったりすることは珍しいことではありません。もしシングルマザーであるあなたが、これから恋愛しようとしているならば、心構えや注意点を把握しておくべきです。

シングルマザーの恋愛で大切なこととは、どんなことなのでしょうか。

 

シングルマザーが恋愛するなら考えるべき子供のこと

子供を一人にさせないこと

子供の年齢的に、もう「子供」と呼ぶ年齢じゃないと思っている場合、「恋愛しても子供にあまり影響がない」と考えてしまうことがあります。確かにある程度の年齢になった子供は、自分の意思で行動できるため、親から見た時に「もう大丈夫」と思ってしまうかもしれません。

ここで言う「一人にさせない」というのは、家に留守番をさせるという意味の「一人」ではなく、子供の意志や感情を一人置き去りにしないようにという意味です。

あなたが「もう大丈夫、子供じゃないんだから」と思っていても、子供はまだまだ親からの愛情を必要としています。仮に子供が「もう子供じゃないんだから放っておいて」と言ってきたとしても、「かまってほしい」という意思表示のこともあります。

 

こうした中で母親が子供を一人ぼっちにさせてしまうと、「見捨てられた」「自分への興味がなくなった」と思ってしまうことに繋がり、殻に閉じこもってしまうというケースも少なくはないのです。

恋愛している楽しそうな母を見て、「自分はいる意味があるんだろうか」「自分は邪魔なんじゃないか」と落ち込んでしまう子供もいます。子供を一人置き去りにするのではなく、一緒に前に進む感覚を持ち、子供へ興味を示すことが大切なのです。

 

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母親の役割を忘れないこと

シングルマザーであっても、恋愛をすれば生き生きとし、毎日が楽しく変化するでしょう。好きな人ができた、一緒になりたい人ができたという場合、どうしても母親という認識よりも、「女」であることに意識がいきがちです。

こうなってくると、例えば子供の学校行事がある日なのにも関わらず、男性とのデートを優先させてしまったり、デートをもっと楽しみたいからと、帰宅時間が延びて子供のご飯がまともに作れなかったりと、子供に影響を与えてしまいます。

 

シングルマザーで恋愛をする場合は、基本的に「母親」という意識を忘れてはいけません。母親しかできないこと、母親の役割を忘れないことは、子供に大してとても重要なケアです。

自分よりも相手の男性を優先していると知った子供は、深く傷つき、あなたの恋愛に応援もできなくなります。「いい人と出会ったね」「一緒になってもいいよ」と良い言葉を子供からもらえるようにするためにも、「母親」を第一の意識として持つようにしましょう。

母親の役割を放棄して恋愛にだけに集中してしまわないよう、自分の中で「これだけはやる」とルールを定めてみるのも良いかもしれませんね。

 

 

子供の目線を大切にすること

もし子供が「あの人は嫌だ」「あの人と会わないで」と言ってくる場合は、何かしら理由が隠されています。もちろん単にあなたが他の人にとられるような感覚になり、嫉妬しての発言ということも考えられますが、子供目線で見た時に見える相手の本質もあります。

その理由が「母と居る時は笑顔だけど、自分には冷たくあしらわれる」「母がいない時の行動で信用できないことがある」など、子供しか分からない理由が存在していることも。

子供の意見、子供の目線を無視せず、話を聞くことが大事なのです。恋愛で忙しいと、こうした子供の意見を無視してしまう女性は少なくなく、「子供だから分かんないのよ」「ただ嫉妬して嫌なんでしょ」と決めつけてしまいがちですが、意外と子供の意見や目線は、正直に真っすぐに見抜いているものです。

 

どんなことが嫌なのか、どうして会わないでほしいと思うのかを、二人きりになった時にきちんと話をし、また子供の話を信じてあげるべきです。

あなたが誰かに「頼りたい」と思うのと同じで、子供はあなたに頼りたいと思っています。子供の目線を大切にし、無視したり否定するのではなく、母親であることを見失わずに、信じてあげる気持ちが大切になるでしょう。

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まとめ

シングルマザーが恋愛することは自由であり、また、これから新たな家族が築いた場合、今以上に幸せになれる期待も持てます。だからこそ、恋愛に集中し没頭してしまう可能性があり、子供を無視してしまうこともあるのです。

「恋愛は自由にしたっていいじゃない」と思うかもしれませんが、「子供を置いてけぼりにしてもいい」ということではありませんよね。

両立させることには、それなりの努力と意識が必要となることを頭に入れ、恋愛も子育ても楽しみながら前に進めるよう向き合っていくと良いでしょう。

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