嫉妬する人の心理、妬いてしまう理由について。恋愛をする中で、様々な感情が生まれてしまうことがありますが、その中の一つの感情として嫉妬という感情があります。
嫉妬は、恋愛だけではなく、様々なシーンでする局面がありますが、人が嫉妬をする心理について紹介していきます。
嫉妬する人の心理
自分に自信がない
嫉妬をする原因として様々なものがありますが、恋愛の局面で嫉妬をするということは、自分に自信がないということが一つの理由として挙げられます。
嫉妬をする人の心理的状況として、恋愛をしている状況下で相手のことをいくら好きだとしても、相手がチヤホヤされていると、どうしても嫉妬という感情が生まれてしまいます。
これは、相手がその人が周りの人に取られてしまうかもしれないという不安が生まれてしまうからです。この不安が生まれてしまうということは、恋人という立場でありながら、恋人としての構えができていないことが原因として挙げられるのです。
相手の方が自分よりも優れている
恋愛以外でも嫉妬という感情が生まれてしまうことがありますが、相手の方が自分よりも優れているという心理状況によるものもあります。
小学生や中学生の頃を思い出してみるとわかりますが、自分よりも成績がいい人や、スポーツがうまい人がいたとして、その人を羨ましく思ったことがあるでしょう。
これもある種嫉妬の感情の一つであり、自分よりも優れているからこそ相手を羨ましく思ってしまうのです。人間は、自分よりも優れている人がいれば、その人を越えるためにどうするか躍進しようとする人もいれば、嫉妬だけをしてしまう人がいるのです。
嫉妬だけをしてしまう人は成長することはなく、妬みだけに生きてしまうので、より自分よりも優れている人を羨ましく思ってしまうのです。
相手を溺愛している
恋愛において、相手を溺愛してしまうということは、すこし重すぎる恋愛として捉えられてしまうでしょう。しかし、人によっては相手を溺愛してしまう人もいるのですが、溺愛しすぎるあまり嫉妬をしてしまう人もいます。
これは、相手のことを好きすぎてしまうあまり相手を束縛したいという気持ちや、干渉したいという気持ちが先走ってしまうので、嫉妬してしまうのです。
自分の恋人は自分のものという感覚は確かにあるのですが、その人を感情こそが、嫉妬に変わってしまうのです。恋人が誰かに話しかけられているだけで、自分のものが汚されているという歪んだ感情になってしまうので、嫉妬をしてしまうわけです。
様々な心理状況がある中で、相手を溺愛してしまうと、恋愛そのものを滅ぼしてしまう可能性もあるので要注意です。確かに、恋愛の仕方は個人の自由であり、カップルによってその恋愛の方法は変わってきます。
ですが、多少なりとも相手のことを考えて恋愛をしなければ、それは恋愛ではなくただの主従関係になってしまうのです。
相手の気持ちがわからない
嫉妬をしてしまう人は、相手の気持ちがわからないという不安感から嫉妬が増してしまうということがあります。仮にも、相手から気持ちを伝えられていない状況で、誰かと仲良く話している状況を目撃すれば、嫉妬してしまうでしょう。
これは、気持ちが伝わっていないことによる不安感もそうですが、相手が他の人に取られてしまうという不安感も同時に生まれてしまうからです。
気持ちを伝えなくても、行動に移すことによって、好きという感情を伝える人も存在しますが、言葉にしないとわからない部分もあります。
嫉妬をしてしまうのは人間である以上仕方のないことですが、自分に自信がないあまり、自分の被害妄想によって嫉妬という感情が生まれてしまう可能性もあるということです。
自分の気持ちが相手よりも先行している
恋愛においての嫉妬というのは、やはり自分の気持ちが相手よりも先行してしまっていることが最も嫉妬を生んでしまう原因と言えるでしょう。恋愛は、お互いの気持ちの均衡が保たれていることで、うまくいくということもあります。
しかし、いずれか一方の気持ちが先行してしまうと、相手からすると、その気持ちに応えなければならないという使命感に苛まれてしまいます。それがある種負担になってしまうこともありますが、気持ちが先行してしまうと、相手のことをより思ってしまうことになります。
そうなってしまえば、相手よりも好きという感情が優っていることに変わりはありませんから、誰かが近づいてきたり、仲良くしていたりすれば嫉妬という感情が生まれてしまうのもわからなくもないでしょう。
とはいえ、相手よりも先走ってしまうと、過度な束縛につながったりもしますし、相手の自由を剥奪してしまうことにもつながるので要注意です。
嫉妬という感情が生まれてしまうという人がいるのなら、自分自身の恋愛や自分自身を改めて見つめ直してみることが重要になってきます。見つめ直した上で、直せる部分があれば直して、相手にすこしでも負担をかけないように心がけることが必要です。