付き合う前は積極的に誘ってくれたり、頻繁にメールや電話をしてくれたのに、付き合った途端に連絡をくれなくなってしまうこともあります。
せっかくこれだけ好きでいてくれる彼氏ができたと思ったのに、彼氏の態度が急変してしまうのは、どのような心理なのでしょうか。
付き合ってすぐ彼から連絡が来なくなるのはなぜ?
相手を好きにさせるのことが目的
彼氏が積極的に付き合うためにアタックしてきたのは、目的が付き合うことだからかもしれません。釣った魚にエサをあげない彼氏タイプで、自分としては手の届かないような女性だと思っていたので、必死になって付き合うために努力をします。
しかし付き合った途端に自分でも手に入れられる女性だったという気持ちと、付き合ったことで満足してしまう気持ちが溢れてくるのです。
彼氏にとっては自分にまったく興味を持っていなかった彼女を、自分のことを好きにさせることが目的なので、付き合ったことで目的は達成されてしまいました。
彼女とすれば彼氏と付き合ってからがスタートですが、彼氏にとっては彼女と付き合ったことがゴールになっていたのです。そのため付き合うために頑張ってきた努力が、付き合ったことによって報われたと思って燃え尽きてしまうのです。
付き合った事実があれば長く付き合おうがすぐに終わってしまおうが関係ないので、急に興味が薄れてしまい連絡もしなくなってしまうのです。
付き合った途端に興味がなくなった
彼氏にとって付き合うことが目的になっていると、彼女と付き合った途端に急に興味を失ってしまうこともあります。これは彼女が可愛くてモテる存在だと、自分とは付き合えないという気持ちがあります。
すると何とかして付き合ってみたいという興味が沸くので、彼女に対しての恋愛感情よりも、付き合ってみたいという興味本位の気持ちが強くなります。
彼女と付き合うためにはどんな努力も惜しまないので、彼女とすればそれほどまでに好きでいてくれるのかと勘違いするでしょう。しかし彼氏の気持ちは恋愛感情ではなく、興味本位で付き合いたいという気持ちなので、付き合った途端に興味が失せてしまいます。
もちろん興味がなくなったとはいえ付き合うことはできますが、元々それほど好きという恋愛感情はないので、結局は彼女のことが好きになれずに別れてしまうことになるでしょう。
彼女とすれば付き合う前はあれだけ熱心に誘ってくれたのに、付き合った途端に連絡もしなくなったことによって、騙された感じがします。自分は彼氏のことを好きになってもいいと思って付き合ったのに、途端に連絡がなくなれば男性不振にもなりかねません。
目的が付き合うことなので燃え尽きてしまった
彼女と付き合う目的が達成されれば、後はどうすればいいか分からずにそのまま燃え尽きてしまうこともあります。自分では絶対に付き合えないと思っていた彼女と付き合うことができれば、これ以上嬉しいことはないでしょう。
高嶺の花だと思っていた彼女と付き合ったことによって、気持ちも高まりますが、付き合うことが目的だったのでそれで満足してしまいます。もちろん彼女のことはすきで付き合ったのに、実際に付き合ってみると好きすぎてどうすればいいか分からないこともあります。
または付き合って満足したので、それ以上は何も望まなくていいと思う気持ちを持ってしまうのです。せっかく彼女と付き合うことができたのに、付き合った後のことなど考えていないので、付き合えたことに満足してしまいます。
彼氏にとっては付き合いを長く続けることよりも、付き合うための努力をすることの方がよほど大変で、有意義な時間を過ごしたはずです。
そのため目標を達成できたことによって、前ほどの彼女への依存度は薄れてしまいますが、彼女から積極的に来てくれれば上手く付き合うことはできるでしょう。
思っていたのと彼女が違っていた
付き合う前は彼女への妄想も膨らんでいるので、良いイメージばかりを想像しているでしょう。彼女にアタックしている時は彼女の本当の姿を見ているつもりでも、自分の理想的な彼女像として見てしまうので、本当の彼女の姿が目に映っていないことも多いです。
周りからの忠告も耳に入らずに、自分の気持ちだけで突き進んでしまうこともありますが、恋愛というのは大抵そんなものです。そのため実際の彼女と付き合うことができた時には、彼女へのハードルが上がった状態で付き合うことになります。
ようやく彼女と付き合えたのに、自分が思い描いていた彼女像とは違っていると、だんだんと興味も薄れてしまいます。自分が思い描いていた彼女とは自分が勝手に思い描いた姿なので、違っていて当然です。
しかし彼氏にとっては自分の理想的な彼女像と付き合いたいと思っているので、実際に彼女と付き合った時のギャップに違和感を感じてしまいます。だんだんと自分の理想と実際の彼女の違いに戸惑いも大きくなり、興味を持てなくなってしまうのです。
彼女への気持ちが強くなりすぎるほど理想像が強くなってしまうので、付き合う時のハードルが上がってしまうことで、一気に興味をなくしてしまうのです。
束縛されるようになったことが窮屈に感じた
憧れの彼女と付き合うために自分からアタックしていたのに、付き合った途端に冷めてしまうのは、彼女の束縛が酷いと感じた時です。付き合う前はお互いの恋愛観も分からないですが、付き合えばある程度の束縛はお互いあるものです。
束縛やヤキモチを焼くことも恋愛ではよくあることですが、彼女と付き合ったことによって、彼女からの束縛が酷いと別れたくなります。彼女とすれば当たり前のことだと思っていますが、彼氏にとっては束縛されることを嫌がる人も多く、信頼されていないこと対して不満も感じます。
せっかく好きな彼女と付き合うことができたのに、彼女が知らぬ間に束縛するような女性であれば、彼女に対しての恋愛感情も冷めてしまいます。
猛烈にアタックして付き合ったとしても、束縛が酷い女性であれば恋も冷めてしまうので、付き合ったばかりでも連絡もしなくなってしまうでしょう。
まとめ
彼氏にとって頑張ってアタックして付き合った彼女ですが、実際に付き合ってみると、思っていた彼女像とは違っていることもあります。
彼女が悪いわけではなく、彼氏が勝手に彼女への理想のハードルを上げてしまうことによって、付き合った途端に冷めてしまうこともあります。あまり彼氏を焦らし過ぎて付き合ってしまうと、逆に冷めたり飽きられてしまうこともあるので注意しましょう。