ヨーロッパ好きな女性の心理とは?

ヨーロッパ好きな女性の心理について。注文住宅を建てる時に人気なのは、プロヴァンス風の家であったりレンガ作りの家であったり、昔のイギリスを思わせるジョージアン住宅だったりします。そしてこれらの家を好むのは女性が多いです。女性は海外、特にヨーロッパに対して憧れを抱きがちですが、その心理にはどんなものがあるのでしょうか。

 

女性がヨーロッパが好きな心理

日常に刺激が欲しい

日本は広いようで狭い国です。たとえ北海道から沖縄に飛んだとしても、根本となる家々や言葉は変わりません。違いはあるものの、それくらいのものでは刺激にならないと感じている人が海外に目を向けやすいです。

変化のない日々kら脱却して刺激を得るなら、せっかくなら大きく変えたいという心理が働きそれは遠いヨーロッパに向かいます。ヨーロッパが魅力的なのは、地球という惑星をぐるっと回ったら、そんなに時間を費やしてまで行くのだから何か素敵なことがなくてはならないという心理が働くからです。

 

絶対に良いことが起きるとは限らないのですが、刺激があるに違いない、そう思い込みたいのです。女性にこの傾向が多いのは、家の中での仕事が多いことも関係しています。専業主婦なら尚更で、立派な仕事であるもののその仕事内容は変わらず、家族分の食事を作り、洗濯物を干すことです。

会社に出ていれば、ただ外に出るというだけでも気持ちが引き締まりますし、大きなプロジェクトにかかわることもできます。人と会うということは社会参加しているという気持ちを強めてくれるため、一人家にいると刺激が欲しくなるのは一般的に言って普通のことです。

 

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愛でる感覚が強い

女性は母性を持っており、美しいものや可愛いものを愛でることが男性よりも多いです。ヨーロッパを漠然と思い浮かべると、街並みがキレイなのが特徴的です。日本の家は洋風もあれば和風もあり、古いものもあれば新しいものもあります。

一方、ヨーロッパは古い住宅こそ良いと考えられていたりするので、同じ時代の同じ材料を使って街並みが何気ない都市に残っています。女性はこの美しい統一感に惹かれるのです。

電柱や電線がないことから、どこを撮っても絵になるのも素敵だと思う要素の一つです。まさにインスタ映えであり、行ったら周りに自慢できるかもしれないという心理も働きます。何かを愛でるということは自分を満たす行為でもあるため、その対象を見たこともないものに向けるのが特徴です。

 

 

レディーファーストや国際結婚に憧れる

日本は国の象徴さえも男性優位であり、発展国の中ではダントツで男尊女卑の国です。ところが、ヨーロッパは女性に優しいというイメージ強く、行ったらちやほやしてくれるのではないかという期待が生まれます。

イタリアではナンパが挨拶だと言われていたり、イギリスの男性は紳士だと言われています。昔々の「俺についてこい文化」はなくなりつつあるものの、日常でもまだまだ女性ができないことは多々あります。それをヨーロッパでは立場を逆転させてもらえるかもしれないのです。

 

男性でも優しくされたら嬉しいものですが、今まで虐げられてきた女性からしたらそれは余計に嬉しいことではないでしょうか。また、日本人女性は海外で人気とされています。

未婚女性なら国際結婚に憧れることもあり、現地に行ってみたいという気持ちがわくことも。日本にいて外国人と関わる機会はあまりないため、気分転換もかねて自分から海外に飛び込んでみようとする人も多いです。

 

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初めてのものに対して積極性がある

女一人旅を海外でする女性は男性よりも多く、バックパッカーになったり青年海外協力隊に参加したり、現地に移住してしまったりと行動を起こすのは女性に多いです。男性はそういう点から見ると女性よりは保守的であると言えるでしょう。

女性は日本国内より海外に居場所を見つけるのが得意であり、そちらの方が住みよいと感じます。これは日本社会に問題があると言えなくもないですね。遠いヨーロッパのものにも興味を持ち、初めての体験、文化、習慣に慣れることができます。

怖さはあっても、現地の人が普通に住んでいるのだから私にもできるという心理が働きます。この心理に従って実際に行動に起こす人少ないですが、興味がなくはないという人は多いものです。未知の世界を怖がるか、それとも楽しそうと思うか、そしてどちらの気持ちが勝つかによって行動に差が出ます。

 

 

コミュニケーション能力が高い

女性は論理的に物事を考える能力より、コミュニケーション能力に長けています。だから海外でも現地の人と言葉の壁があっても伝える手段が豊富であったり、より旅を楽しむ要素を多く持っています。

ヨーロッパはもちろん国にもよりますが、日本より開けた人間関係があります。初対面の人にも気軽に話しかける文化があると、女性は居心地が良いのではないかと考えます。

 

窮屈な敬語がある日本文化を嫌う傾向にある人なら尚更憧れを強く持ち、もっと違う世界をのぞいてみたいという好奇心に駆られます。それはコミュニケーション能力が高いからこそ言えるもの。

言語分野が発達していることから外国語に対する免疫もあり、学習すれば男性より早く飲みこめる傾向があります。大学の外国語学部の女性の割合が8割というのもそれが関係しているのかもしれませんね。

 

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まとめ

さて、ここまで女性がヨーロッパに憧れを抱く心理を見てきましたがいかがでしたか?なんとなくおしゃれだからとか、キレイだからという理由で話が終わることも多い議題ですが、心理を除くと女性ならではの理由がありました。

なかなかこの感覚がわかりにくいと思っていても、そういう観点から言えばそうなのかとわかることも出てきます。海外であればどこにでも行く人もいますが、特にヨーロッパに限って好きだという人は上記のような理由を持っているからかもしれません。

きっと近くにあって、文化も似通っているならばさほど憧れを抱くことはないのでしょうけれど、遠いからこそ何かを期待してしまうのは好奇心の表れです。手頃に獲得できるものではなくて、何度も頻繁に行けないからこそそこに希少性を見出しているのが女性に多いのです。