心理コラム【メンタリン】

音楽療法という心理療法の効果とは?行動、心理誘導も?

time 2017/06/19

音楽療法は身近な心理療法の一つです。落ち込んだ時などに、好きなアーティストの曲を聴きたくなる人も多いのではないしょうか。人の生活と音楽は切り離すことはできません。

音楽が生まれてから4万年あまりにもなります。

 

音楽療法という心理療法

クラッシック音楽

リズムは体と結び、音楽は脳や感情と結びついています。意識がない人が最初に取り戻す感覚は聴覚です。こういったことからも、人と音楽の結びつきはとても深いものであると推測できるでしょう。

音楽のなかでも特にクラッシック音楽と分類されるものは、A10神経を刺激します。A10神経を刺激されて分泌されるドーパミンにはストレスを軽減させることができます。

 

このようなことからも、音楽は心理療法としても用いられる機会も多いです。

音楽を聴く、という方法は能動的な治療法として使われる心理療法です。

 

しかし、意識していないでも好きなアーティストの音楽を自分から聞いたりと人は、音楽を使って自分を励ましたり、慰めたりしています。

ドーパミンが刺激されればやる気中枢が刺激され、前向きな気持ちになることができるからでしょう。

 

またクラシック音楽は、まだ音楽が神聖なものとして祈りと結びついていたころに構築され、精密で丁寧な連なりは構想力を刺激します。

哀しい時に哀しい音楽を聴くことで、自分の気持ちに向き合うことが自然とできたりします。逆に明るい音楽につられるように気持ちを持ち直すこともあるでしょう。

 

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リラクゼーション効果

また、自然の音などを組み合わせ心地よい音楽を聴くことでリラクゼーション効果を得ることもあります。

店内などで使われるBGMなどもこういった音楽の心理効果を使ったものです。人の話し声は気になってしまいますが、一定の抑えられた音量の心地よい音楽が流れていることで、隣席の話し声が気にならなくなる効果を得ています。

 

また、無音の空間というのは人に思いのほかストレスを与えます。それを軽減させるためにも、店内や病院などでは抑えられた音楽が流されていることが多くなっています。

音楽を聴くということで受ける心理効果には、他にイメージを促進させるものや、購買意欲を増させるものなどの行動誘導、また心理誘導などがあります。

 

 

医療の現場で実際に使われている音楽療法

このように、治療としてだけではなく生活の中でいろいろな場面で心理的に刺激を与えるものとして利用されています。

こうした音楽が人に与える力を治療の場面で有益に利用したのが、音楽療法です。音楽療法士が行う芸術両方から、前述しているようなBGMとして病院や治療室に流すこと、また知的障害の人や介護施設で利用するなど多様な方面で治療の一環として使われています。

 

治療としてのものには、聴くという受動的なものと、音楽そのものを演奏したりという能動的なものがあります。

音楽療法は大きくは個人とグループで行うものがあります。音楽を聴く、というのが個人での受動的な治療で、カラオケなどで歌うことが能動的な治療方法です。グループで行う能動的な療法は音楽鑑賞です。

 

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たとえば、コンサートなどや演奏会を聴くことが当てはまるでしょう。能動的なものは、対象者が一緒に歌ったり複数の人で演奏することなどがあげられます。

治療目的として鎮痛効果をもたらすために手術室などで音楽を流したり、不眠症の解消にと睡眠導入として音楽を流すという方法を用いることもあります。

また高齢者のために行われる音楽療法としては、活性化という意味があります。元気のよい曲を聴くことで、気力の回復を図るという受動的なものや、一緒に演奏や歌うことでコミュニケーションを促すなどの意味もあります。

 

またそういった他者との関わりを持つことで、やる気や生きる気力などが増す場合もあるからです。耳から入る刺激は人に多様な効果をもたらします。

ストレスの軽減や、リラックス効果などはよく知られているでしょう。そう言った効果から、心療内科などでしか用いられないと考えがちですが、実際にはもっと多くの場面で利用されています。

 

 

イライラを抑える、気分の浮き沈み

クラシックやリラクゼーション効果をもたらす音楽だけでなく、一定のリズムで刻まれるものなどでも効果がもたらされることもあります。

痛みを抑える効果や、体の活性化など音とリズムは人の体に多くの影響をもたらします。

 

イライラの抑制や、気分の浮き沈みなどの解消などは健常者でも効果があることです。治療としても使われていますし、予防治療としても音楽は効果があります。

人の生活と音楽は切っても切れないような長く深い付き合いがあります。現代は音楽過多といえるほど音が日常の中であふれています。多すぎる音はストレスの原因ともなっています。

 

しかし、音楽が健常者や治療を必要な人問わずに多くの人に愛されています。音楽を聴くこと、また演奏したり歌うことは長い人の歴史の中でずっと続けられてきたことです。

好きな音楽などを聴くことや、歌うことは楽しいことです。そうすることでストレス軽減や心理的圧迫を軽減することができるのなら、音楽を日常の中で楽しんでください。

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