男性に尽くす女性の心理|なぜ報われないの?

男性に尽くす女性の心理について。女性の中で恋愛は永遠のテーマであり、様々な悩みを持っています。

仲でも「私はこんなに彼に尽くしたのに浮気された」と、嘆いている女性を見かけますが、このようなセリフは男性より女性に多いのは何故でしょうか。男性に尽くしても報われない恋愛心理をご紹介したいと思います。

 

男性に尽くす女性の心理

では、まずはじめに男性に尽くしたがる女性の心理を見ていきましょう。女性にはもともと、”母性”が備わっています。この母性とは、そもそも女性が持っている母親の性質を指します。

だからこそ、女性は自分から生まれてくる子供に、母性本能を持って接し育て無償の愛を与えますよね。そこに何かの見返りなどなく、一方方向の愛情を子供には捧げる事ができこれは本当の”愛”といえるものです。

 

一方で、男性に対しこの無償の愛をもって接している女性は、基本的にごくわずかです。それに、無償の愛で接している人は「私はこんなに尽くしたのに」というような事をまず言うこともありません。

このように考えると、女性が男性に尽くすにはそれなりの見返りを期待していると言えるのです。その見返りとは、”今までで一番良い女と思われたい”や”私のように気の効く女性は他にいないのよ”など、自分のイメージアップがほとんどです。

 

もちろん、これは悪い事ではありませんし、互いに何かのメリットがあるからこそ関わり合う人との関係はむしろ正常です。

しかし、見返りはあくまで確定的なものではなく”これをすればこう思ってくれるだろう”という想定のことなので、思うような見返りが戻ってこないと人は、「私はこんなにも尽くしたのに」といった心理になるのです。

 

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女性に尽くされる男性心理

では、男性が尽くされる事が嫌いかと言えば、別にきらいではありません。

黙っていても、女性からデートの日程やプランを決めてくれ、連絡しなくとも連絡が丁寧にきて、会えば部屋を片付けてくれ、食事を作ってくれ、性的欲求も満たしてくれる女性を嫌いという男性はむしろあまりいないでしょう。

 

しかし、男性が本当に好きなのは自分の能力を引き出してくれ、それを認め評価してくれる女性です。

つまり、尽くしてくれる女性自身の評価は上がるかもしれませんが、男性自身が頑張り評価される場面が、尽くしてくれる女性といる限りあまりないのです。

 

それでも、始めは”尽くしてくれる優しい子”という気持ちから、好意を持って接しているかもしれませんが、いつまで経っても男性自身が本当の意味で満たされる事はありません。

そうすると、男性は”やってもらう事が当たり前”という男性に変わってきます。男性は尽くしてくれる女性へ努力する事もなくなります。一方、女性にも尽くす目的が存在する場合、得るものがなかなかないと感じ始め、次第に不満が生まれるのです。

 

 

男性は母親でなく彼女がほしい

このように、男性から見て尽くしすぎる女性はまるで何かに似ています。それは、男性自身の母親です。母親は同じく食事を作り掃除し洗濯し、お礼なんか言わなくても良い関係です。

そこに、性的欲求ももれなく満たせるのが、まさに尽くしてくれる彼女なのです。しかし、男性にとって母親は一人でよいのです。本当に欲しいのは、自分を男として必要としてくれ認めてくれる”女性”なのです。

 

しかし、その事に気付いていない女性は、自分の評価を上げる事に着目してばかりで、男性の為に本当に尽くす事になっていない事には気付くことができません。

その結果、期待通りにならない想定外の結果に落胆し、まるで相手に傷付けられたかのように友人に相談しますが、本当は誰も女性を傷付けてはいません。

 

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本当に尽くすという意味

では、男性に本当の意味で尽くすという事はどういう事なのでしょうか。まず、女性が男性の身の回りの世話をしてはいけないという事ではありません。

しかし、「こんなに尽くしているのに」と言わなくてはいけなくなるのであれば、はじめからしない方が良いのは確かです。

 

だからこそ、そうではなく”自分がしたいからする”と思える事だけをすればよいのです。また、本当に男性に尽くすという事であれば、男性に何か行動をしてもらい、それに対し最高の評価を与えて上げましょう。

そして、男性の些細な頑張りを見落とさないようにすることです。これが何よりも、男性を成長させ男としても魅力的な男性になるのです。

だからこそ、結果的に男性に尽くしている事になるのがわかりますか。このように、男性に尽くす意味をきちんと理解するのも女性の仕事なのです。

 

 

まとめ

いかがでしたか。人は皆、利益を考え、見返りを求め、相手に期待して生きていることも多く、それ自体は自然なことなのかもしれませんね。

しかし、本当に相手に伝わる愛や気持ちは、”自分がしたいからする”ということで、完結する感情からくるものです。つまり、そこに結果や評価は伴わないといえるものですね。

 

確かに自分自身も、相手の見返りを感じて受ける好意より、見返りなく受ける好意に心を動かされますよね。こういった、人の心理は自分に置き換えてみると意外とわかりやすいものです。

また、男性に本当に尽くすという事は、その男性自身の為になっているかどうかを考えるとわかりやすいですね。

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