彼氏に甘えられない女性の心理とは?

彼氏に甘えられない女性の心理について。恋人になると、そのメリットの一つは大人でも誰かに甘えて良いというものです。疲れたりイライラしたら癒しをもらえ、互いに助け合えるのがパートナーを持つ良いところ。

しかし、人によっては甘えられない女性もいます。男性側はもっと頼ってほしいと思っているのに、どうして甘えてこないのでしょうか。その心理をのぞいてみましょう。

 

彼氏に甘えられない女性の心理

強く立派でありたい

長女にこの傾向があると言われますが、誰かに頼らずとも自立した大人になるべきだという心理が強く働く人は甘え下手です。結婚せずとも生きていける時代に、女性は男性に頼らず自立して生きていくべきだと教えられた人は特にこの傾向が強いです。

他人に頼ることが自分の中で許せず、つらいことや苦しいことがあっても抱え込んでしまいます。外への吐き出し方がわからず、今までそうしてこなかったことから大人になってこじらせてしまっているのです。

 

甘えられるのは子どものうちだけと考えていることもあり、いい大人は自分の力で解決していけるものだと思いがちです。「今までだったそうしてきたのだから、今回だって一人で対処できる」と、経験から学んでいるケースも多いです。

弱いよりは強い方が良いに決まっているから、甘える人は心が脆いと判断します。そうならないよう自分は「ちゃんと」しようと考えることで、結果として恋人ができてもその人に甘えるのはどこか「負け」だと感じています。女性として強く生きたいと思っていると、甘えることは必ずしも良いことだとは思えないのです。

 

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甘える自分の姿が恥ずかしい

甘え上手な人はなかなかわからない感覚かもしれませんが、甘え下手は甘えている自分の姿を想像するだけで恥ずかしくなってしまいます。甘えるのは恥ずかしいことと思っていると、それが良いことではなく悪いことだとカテゴライズされます。だから余計に甘えることは避けていきます。

このようなタイプの人は姉御肌で強い精神力の持ち主だと思われることが多く、人から相談を受けることが多かったり、しっかり者、真面目と評価されることが多いです。周りから信頼され頼られることが多いので、そんな自分は一番しっかりしていなければならないと感じるのです。

恥ずかしくなるくらいなら甘えない方が楽だという心理も働くので、キャラじゃないと思った行動は普通しません。するとしたらよっぽど計画性のあることをしようとしているか、思い切ってそんな自分から脱したいと思っているかです。

 

 

相手が甘えてこないから甘えない

動物的な物言いになりますが、甘えるという行為は相手をかなり信頼していなければできない行為です。だから、男性に甘えるには相手をそれに見合うだけの人だと判断している必要があります。

そんな相手が自分に甘えてこないとなると、相手は自分を信頼していないのではないかと心配になります。男性だから女性よりは甘えにくいのだろうと感じてはいるものの、自分だけが甘えるとフェアではないという心理が働きます。

「私はあなたのことを信頼しているのに、あなたは私のことを信頼してくれてはいないの?」そんな気持ちが無意識化で働き、結果甘えるのは相手が甘えてきてからにしようという気持ちに繋がります。

 

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甘える必要性を感じない

恋人になったなら甘えてイチャイチャするのも一興だと感じる人もいますが、それを望まない女性もいます。恋人がいてくれるだけで安心する人もいますし、何気ない会話を楽しむ特別な相手が欲しかっただけという場合もあります。

甘える相手欲しさに恋人になったのではないという女性は少なくなく、甘える必要性を感じていません。男性からしてみたら何気ないことでも良いから頼ってほしいと思うかもしれませんが、それがない女性は日々が充実しており、自分でできることが多くスキルが高い女性と言えます。

自分で対処できる物事なのにすぐに人に頼るのは良くないと考えており、自分のスキルアップの妨げになるという気持ちも働きます。できることなら甘えたいような状況、つまり苦難を自分で乗り越えることで成長していきたいと考える上昇志向が強いのです。愚痴は言うかもしれませんが、甘えるまで行きません。

 

 

相手に飽きられるかもしれない

男性は甘えてほしいと思う一方で、いざ女性が甘えたらそれで安心してしまう節があります。それを知っている女性は、甘えたら自分から離れていってしまうのではないかと警戒していたり、不安に感じていることもあります。

最近は芸能人の不倫や浮気に関するニュースが多く、男性は「この人は自分にべったりだから大丈夫だ」と判断すると浮いた気を起こすことも広まっていきました。これがなくとも女性は本能的に知っている場合があり、できるだけ相手に依存しすぎないようにしたいと思っている人もいます。

 

このように、嫌われることが嫌で甘えられないという心理もあるので、甘えてほしいならまずは相手を安心させてあげることが大切です。

自分があまりベタ惚れしてしまうともし嫌われたときに余計に傷つくと、悪い結果を予想してしまう女性にもこの傾向はあります。甘えないことで自分を無意識のうちに守っているのです。

 

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まとめ

甘えられると嬉しいけれど、そうしてくれないのには色々な心理が働いていました。これには生まれながらに持っている真面目な性格もありますが、育ってきた環境が大きく影響しています。

親からの教育であったり、体育系の部活で頑張っていたり、それらが甘えるという行動が良いものかどうかについて考えさせます。もし女性に甘えてほしければ、まずは自分を信頼してもらえるようにする男性側の努力も必要です。

 

ただ甘えてほしいと願っていても、行動に移さなければこのままずっと甘えてくれないなんてこともありえます。性格によるもので甘えないのであればそれを無理して甘えさせるのは難しいですが、そうでなければ次第に心を開いていってくれるでしょう。

互いの一番心地よいところを探し、パートナーであることを誇れるようになるには相手の心理を見極めることも重要です。特に無意識化で働く心理については本人も伝えにくいので、言葉以外で悟ることも必要です。