当たり前の連絡ツールとなったLINE。個々にやりとりする分には便利で使いやすいけど、グループでのLINEはちょっと…とグループLINEを嫌う人も少なくはありません。
なぜグループとなった途端嫌がってしまうのか、グループLINEを嫌う人の心理を知れば、今後招待しないという選択も考えられるでしょう。
グループLINEが嫌いな人の心理的特徴とは?
通知がうるさくなる
個々のやりとり程度であれば、相手からLINEが来て、それに返信するまでしばらくは通知音が鳴りませんよね。連続でLINEをしてきたり、返事を催促するタイプではない限り、自分の都合やペースもある程度融通が利くため、通知がうるさいと感じることは少ないでしょう。
しかし、グループLINEとなれば、相手は一人ではなくなるため、誰かがLINEをすればその度に通知が来てしまい、「うるさい」「面倒くさい」「うざい」と感じる人も多いです。
重要なことならまだしも、他愛もないことの言い合いだったり、スタンプだらけのLINEで通知がくるのを、うるさく感じる人も居ます。一つの連絡手段、電話の代わりくらいに思っている人にとっては、LINEはコミュニケーションを取る場だとまでは感じていないため、うるさく感じることもあるのです。
仲良しとまでは思っていない
基本的にグループLINEをする場合は、仲が良い友達同士、同僚や仕事仲間、共通の趣味仲間などで形成されることが多いでしょう。会う機会が多かったり、連絡を取り合うことが多い場合でも、その人にとって仲間意識がない、あるいは仲良しとまでは思っていないケースがあります。
表面上笑顔で対応していたり、話が弾むと思っている場合でも、すごく気を遣っていたり、壁を置いているケースはよくあることで、グループLINEをするまでの仲ではないと思われていることもあります。
「会った時に話をする程度でいいな」と思っていたり、「重要な連絡であれば個人的に来るだろう」という考えの人もいて、グループLINEを嫌う人もいます。
あなたが「仲間」「親友」と思っていても、相手にとってはまだそこまでの感覚はない可能性も。
もっと親交を深めたり、個人的なLINEが多くなってきてからまた招待してみると良いかもしれませんね。
抜けたい時が面倒
過去にグループLINEをしてみたものの、抜ける時に気不味かったり、面倒だと感じたことがある人は、グループLINEに抵抗が出るかもしれません。
誘われたことが嬉しくて参加してみたものの、入ってみたら仲間内だけでの会話がメインで自分が入っていけない、真夜中や寝ている時間にもひっきりなしにLINEが鳴るなど、入ってみないと分からないことも多々あります。
参加したものの、「やっぱり抜けたいな」「入っている意味ないから退会したい」と思っても、なかなか退会するタイミングや理由を見つけることは難しいと感じたことがある人は、グループLINEというものに抵抗が出てしまいます。
「入ってみたいけど、後々抜ける時が面倒そう」「入ってすぐ退会したら感じ悪いかな」と、参加することよりも抜けにくくなることを考えると、ためらってしまうのです。
「こういうグループだよ」とか「このくらいの頻度だよ」と予め教えてあげることで、こうした人は安心できるかもしれません。また「抜けたい時は自由に抜けていいからね」など伝えておけば、嫌だったグループLINEも参加しやすく感じるでしょう。
プライベートまで繋がりたくない
会社仲間、ママ友、親戚。こうした人とは、できるだけあまり関わりたくないと距離を置く人もいます。生きていくために、また家族や子供のために仕方なく付き合いはしているものの、一緒にいないプライベートの時間までは繋がりたくないと感じる人は、グループLINEを嫌うでしょう。
家に帰ってからもその人達と繋がらなくてはならない、いつでも繋がっている気がして気が休まらないなど、プライベートの時間はきっちりと確保したいと感じている人は、人間関係においてさっぱりした付き合いを好む人です。
協力が必要な時や会う必要がある場合は関係を築きますが、プライベートとは分けて考えているさっぱりした人。例えば仕事仲間とグループLINEでやりとりをするだけで、家でも仕事をした気分なってしまう人は、こうしたタイプに含まれてしまうでしょう。
人見知りやグループが嫌いという訳ではなく、単に一人の時間、自由な時間をしっかりと設けたいタイプの人であり、人間関係にもなんら問題ないタイプです。意外とこうしたタイプは多く、「そこまではいいや」と思ってしまう人、「家にいてまで繋がらなくてもいいかな」と考える人は多いのです。
まとめ
グループでLINEをすると、連絡事項があったり、情報を提供し合う際にはとても便利に活用できます。しかし、他愛もない会話が続いたり、真夜中など時間帯を気にしないLINEに対して、だんだんと「グループLINE面倒だな」と感じる人も多いです。
招待しても参加しない人がいたら、こうした理由から参加することをためらっているのかもしれません。無理に誘うのではなく、個々にやりとりができる状態ならば、そのまま関係を維持することも選択肢の一つでしょう。