嘘をつく彼氏(旦那・夫)の心理について。軽くついてしまった嘘でも用意周到でついた嘘でも人によってついてしまう「嘘」にも人それぞれの特徴があります。その人が持つ生活スタイルが影響した嘘には、その人本来の心理が表されているもの。「自分を守りたい」や「今を楽しく過ごしたい」「相手によくおもわれたい」など。
相手をおもいやったいい嘘もありますが、大抵は自分を守りたくて「嘘」をついてしまうもの。そんな「嘘」をついてしまう異性の心理はどんな状態なんでしょうか?ついてしまう「嘘」についてパターン別にご紹介していきますね。
嘘をつく彼氏・夫・旦那の心理
「イヤ」なものも「イイ」と嘘をつく
パートナーの事を考えてあなたが作った手料理。料理がかなり苦手な人でも手の込んだ料理ではなくバレンタインデーのチョコレート、お弁当や軽い朝食ぐらいなら誰にでもあります。
頑張って時間をかけて作ったけれど、正直味はよくない。むしろまずい。一応美味しいかどうかをパートナーに聞いてみたら「うん!おいしいよ」の一言。ん?やはりなんだかそっけない。
もう一度聞いてみると面倒くさそうにもう一度「美味しい」の一言。しつこく聞いたら「そうでもない」。さっきの美味しいが嘘だった「美味しいの嘘」はあなた事を思っての嘘。
こういう反対の事を言ってしまうのは争い事は面倒でできるだけ無駄な口論は避けたいという心理からのもの。女性は男性と違い、ちょっとした変化に気付くし些細な事でも傷つきます。
だからこそ感情を悪化させる言葉はあえて発さないんです。髪型が少し変わっても、服のセンスがちょっと変わったぐらいでは男性は気づきません。だからこそ、相手を傷つけないように嘘をついてしまうことがあるんです。
自分のことをよく思われたい
相手が「理想とするパートナー」を自分が演じることで、相手の好意を得ようとする場合。自然と相手が好印象だと思える理想的な自分を作り上げてしまいます。
それが自分の許容範囲内であればいいですが、違えば大惨事で痛々しい。例えばデートでの食事や泊まるホテルなど自分のキャパシティ以上のランクの場所を利用し実際の収入に見合っていないなど。「自分をよくみせたい」見栄が毎回だと少し自分自身を苦しめてしまうことに。
高額なデート内容で相手が喜んでくれ自分の価値も上がっていると勘違いしている場合が多く、しかし実際の生活は質素など。仕事でそんなに収入はなさそうで「家は普通だし、持っているものもそんなに高そうなものばかりじゃない・・」「特にこだわりがあるような人ではない」なのに、デートでは高額プランが多い人は要注意。
あなたに良く思われたいばかりに嘘をついていることが。相手をおもう「想い方」を間違ってしまい、麻痺して自分の行動が見えなくなってしまっています。そして自分以上のスタイルで相手に自分を良く思われたい。と思ってしまいます。
自分のテリトリーを犯されたくない
「今日の予定」を平気で嘘をつく。そんな相手いませんか?聞いていたパートナーの予定が全く違い、ケンカになってしまったなど。正直、男性は女性と違い全て何もかも話すことはなかなかありません。
特別何かあった場合は別ですが、自分の予定を1から10までは特にないもの。友達との飲み会や会社の飲み会で、「今日はどこに行ったの?」や「誰と行ったの?」など聞かれてサラッと言えることもあれば、疲れて話したくない気分の時だってあります。
初めはあなたを好きだからこそついていた嘘もパートナーは「このすべてのやり取りが面倒くさい」と考えるように。残業だと言っていたのに、電話してみると仕事ではなくただの飲み会だったなど。
そしてパートナーはすこしづつ自分の周りや予定をテリトリー化して、相手との共有を拒否していきます。しかし、これが常習化していくと「嘘」をつくことに罪悪感もなくなり、無駄なケンカが増えていしまいます。
そして悪循環。「嘘」をついてまでパートナーは自分のテリトリーを守りたいと考えています。
雰囲気を良くしたいがための嘘
出会ったばかりの時の軽いノリのなど。特別理由はありません。ただフランクなだけ。自分がいる場が暗く、なんだか盛り上がっていない。周りの話がなかなか続かず、話が途切れてしいシーンとしてしまうなど。そんな場所ならだれでもあまり長居はしたくはありませんよね?
ちょっとした笑いを誘うような嘘が場を和ますなら、ちょっとした冗談をいってしまう。オーバーな嘘でもついてしまう。ただ楽しくそしてこの場の雰囲気をよくしたい・明るくしたいと思う気持ちからの行動です。
この場合、基本的に何か深くは考えてなく、「楽しければいい」という嘘。こういった嘘は後々引きずることもありません。ですので、ケンカになることもなく問題もおこりません。
過去に大きなトラウマがある
何でもかんでも嘘をつく。なかなかあまりいないかと思いますが。あなたとパートナーが「パートナーのついた嘘」によって争い事が絶えない場合彼自身が過去に嘘をつかれたことによる大きなトラウマがありそのせいで自分のついている嘘に気付いていない場合があります。
パートナーが「相手の嘘によって傷つけられた」や「嘘に大きなトラウマがある」など。今まで嘘をつくことが悪いことだと感じ生きてきて、自分がつく嘘に対し罪悪感を感じる人。
そんな人ほど過去の恋愛などで「相手の嘘」に染まり嘘に対する感覚がおかしくなり今の「自分の嘘」に苦しんでいることに気付いていないことが。こうなるとケンカが絶えません。今、嘘に対し「免疫力」がありすぎる状態です。
自分の心理を理解できていない状態だと問題も解決しません。「嘘」に気付かせてあげる事が必要です。
まとめ
いろいろな「嘘」についてパターン別にご紹介しました。「嘘」をつくことは決していいことではありません。もちろん「いい嘘」と解釈される相手を思いやりついてしまう嘘もありますが、「嘘」はやはり「嘘」。
毎日生活していて「こんな嘘つかれた・・」や「ひどい!なんでこんな嘘ついて平気でいられるの!?」などどんな場合でもその人それぞれの心理が影響しています。パートナーの心理状態をよく理解することで、関係をよくしていきたいものですね!