バツイチを告白された相手の心理、感情は?

バツイチを告白された相手の心理、感情について。近年では離婚する夫婦は珍しいものではありません。性格の不一致、不倫、相手からの暴力など、様々な理由で離婚を決意し新たな人生をスタートさせる人は数多くいるものです。

しかし一度離婚を経験したことがあると、新たなパートナーとなった相手は少なからず警戒を見せます。「実はバツイチなの」「結婚してたことがある」と聞かされた相手は、どのような感情を抱くものなのでしょうか。

 

バツイチを告白された相手の心理

離婚の理由が気になる

「バツイチ」と聞かされて、その理由が気にならない人はいないかもしれませんね。例え自分じゃなく相手に原因や理由があっても、二人で決断した以上、その人にも原因があるのではないかと疑う人は多いです。

性格の不一致となれば、「この人には協調性がないのかもしれない」と警戒し、不倫されたとなれば、「つまらない人なのかも」と思うかもしれません。

 

相手を知る材料としても、やはり離婚した理由が気になる人は多く、その理由によっては「この人とはやっていけなそうな気がする」と思ってしまうことも。

バツイチは珍しいことではないものの、やはり一度も結婚を経験していない人にとっては「リスク」と感じることがあるのです。自分に非がない、全く原因が見当たらないという場合は、その説明も大切ですが、時間をかけて自分を知ってもらう必要があるでしょう。

 

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家族に反対される

バツイチであることを気にしない人もいます。今では珍しいことでもありませんし、バツイチでもし子供を一人で育てているとなれば、「支えたい」「家族になりたい」と思う人も当然いるでしょう。

ただ本人が良くても、家族に反対されてしまうケースは意外と多く、いまだバツイチに理解できない世代がいることも事実です。

 

バツイチ子持ちとなれば、親に紹介した時に「どうして離婚したの?」と相手に問題があるのではないかと疑いかかるでしょうし、「うちの子は初婚なのに」と差別的に見る親もいるかもしれません。

20代30代の結婚を考える世代の親は、まだまだ「結婚は一生涯のもの」「離婚は軽々しくできないもの」という見解を持っている世代です。

 

常識にこだわる、世間体を気にするといった家族のもとで育った人は、「きっと家族には反対されるだろうな」「どうやって親を説得しようかな」という問題に直面するでしょう。

本人同士が気にしなくても、家族の反対がありなかなか一緒になれない、結婚できないという状況の人は少なくないのです。

 

 

これからずっと気にかかりそう

過去とはいえ、一度は結婚したことがある相手。そこには幸せな時間があり、良い思い出もあり、自分とはない経験も積んだはずと感じることもあるでしょう。そんな相手と自分がもし結婚することになれば、きっと過去を気にすることになるだろうと、不安に思う人もいます。

「前の人とはこんな生活送ってたのかな」「前の人とも初めはこんな感じだったのかな」と、どうしても自分との結婚生活と比較してしまい、不安に思ったり嫉妬したりすることが考えられ、「結婚」という決断に踏み切れない人もいます。

 

ただの「元彼」「元カノ」という関係であれば誰にでもあることですが、結婚となればお互いに一度は愛し合い共に生活した過去があります。それを全く気にしないで割り切れる人は、そんなに多くはいませんよね。

これからずっと相手の過去を気にしそう、自分の不安が消えないのでは、と感じる人もいます。むやみに元夫、元妻の話をしないよう、配慮しながらの付き合いが必要になってくるでしょう。

 

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自分も同じ目に遭いそう

人は簡単に性格を変えたり生活ペースを変えたりすることはできません。バツイチ理由が、「他に好きな人ができてしまって」とか「仕事が忙しくて家に帰らないことが多くて」といった、その人自身に理由があるものだと分かれば、「自分も同じ目に遭いそう」と警戒することもあるでしょう。

離婚に至るまですごく時間がかかる人もいれば、あっさりとまるで恋人関係を解消するかのように別れてしまう人もいます。

 

あまりにもあっさりした離婚の仕方だと、「結婚に対してあまり責任を感じていなそう」「家族を大事にしなそう」というイメージも与えてしまい、恋愛はよくても結婚はできないと割り切られてしまうこともあります。

自分に離婚の理由があったことを正直に話すことは悪いことではありませんが、相手の警戒心を強め、またその仕方次第では「結婚を甘く見ている」と思われることもあるため、言い方や伝え方には十分配慮するようにした方が良いでしょう。

 

 

まとめ

すごく好きな人、結婚を考えている相手から「実はバツイチなんだ」とカミングアウトされた瞬間、頭が真っ白になってしまうかもしれません。

ただ今は珍しくはないこと、またそこに好きな思いが強くある以上、「別れよう」とまでは考えない人も多いです。しかし自分がカミングアウトする側の立場であれば、相手が聞いてどのような思いを抱くかは想像しておいた方が良いです。

その思いを理解し、どう接していくことが良いことなのか、またどんなフォローが自分に必要とされるのかをも考えておくと、一緒に乗り越えていくことができるかもしれませんね。

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