おばさんとお姉さんの境界線、違いとは?

年齢を重ねるたびに美しくなる人、憧れの的になる人もいれば、「あんな風にはなりたくない」と思われてしまうこともあります。あなたは周りから「おばさん」と思われていますか?それとも「お姉さん」でしょうか。

おばさんとお姉さんの境界線を知り、自身で意識しながら努力していくことも必要です。

 

おばさんとお姉さんの境界線や違い

周りへの配慮や気遣い

周りへの配慮や気遣いができる人を「お姉さん」、逆に周りの目も評価も気にせず、遠慮すらもなくなってしまうと「おばさん」と思われてしまいます。

例えば買い物の際、レジに列ができているのに、強引に横から入ろうとしたり、限定の品を奪うように持ち去っていくなどの行動は、「おばさん」と思われます。

 

「お先にどうぞ」と年配の人や子供に対して気遣いをしたり、「いただいても良いですか?」など配慮ある言葉を用いる人を、「お姉さん」と思うのです。

要は自分中心、自分の都合、自分よがりな行動が目立つのか、それとも周りへの配慮などもできる女性なのかを見て、おばさんとお姉さんのイメージがついてしまいます。

自身の日頃の行動を見直してみれば、自分がどのように見られているかは分かるはずです。自分だけのことを考えての行動ではなく、周りへの配慮や気遣いも忘れずに年齢を重ねていけば、素敵な大人になれるでしょう。

 

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言葉遣いとボリューム

人と会話する時に、言葉遣いが悪かったり、ボリュームが大きいと、「おばさん」として見られます。乱暴な言葉遣いをしたり、店員などに対してタメ口をきいたり、周りの皆が聞こえるくらいの大きな声で話す女性は、上品さを失います。

お姉さんとおばさんとの違いに挙げられるのがこの「上品さ」です。例えばお店の店員に対して「~でしょ?」というよりも、「~ですよね?」と話した方が上品に聞こえ、また乱暴な印象は受けないでしょう。

 

相手に聞こえるくらいの適度なボリュームで話し、尚且つ丁寧な言葉遣いを心掛けるだけでも、上品さは保たれます。これもまた、周りへの配慮や気遣いに繋がるもので、こうしたことの積み重ねが「おばさん」と思われるのを回避できるのです。

まずは相手が年下であっても敬語で話す、乱暴な言葉は使わないなど、意識的にすぐできる話し方は取りいれて実践してみると良いでしょう。

 

 

身だしなみ

「仕事に行くだけだから」「ちょっとコンビニ行くだけだから」と、どんどんとラフな格好ですっぴんに近い状態で外出してはいないでしょうか。確かに大人になればなるほど、仕事の量が増えたりプライベートが充実してくるなどして、できるだけ無駄な時間を省きたいと感じることはあるでしょう。

しかし、一つ手間を省き楽をしてしまうと、それが次第にエスカレートしていき、最終的にはどんな格好でも、すっぴんでも外出に抵抗感が出なくなります。

 

環境に慣れたり、自信がつき堂々としてくると、こうした余裕感が出て、楽する良さを知るようにもなっていきますが、今一度ここで、入社当時の頃のこと、若い時のことを思い出してみることが大切です。

ちょっとコンビニ行くだけでもメイクをしてきちんと着替えてと、「誰かに見られてる」という意識を持ってはいなかったでしょうか?

 

「この服じゃダメかな」「アイメイク薄いかな?」と気にしながら外出していた頃のことを思い出してみると、いかに今の自分が手を抜いているかが分かるでしょう。

「おばさん」と「お姉さん」の違いには、見た目も関係してきます。特に身だしなみは会話をするよりも先に目に入ってくる情報であり、イメージを持たれやすいため、楽さだけを優先させないよう気を付けましょう。

 

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吸収するか、跳ね除けるか

「お姉さん」の段階では、まだ知らないことが多かったり、人の意見に耳を傾けることができるため、相手の言うことを「吸収」することができます。

対して「おばさん」になると、「こうだから」「そうじゃないから」と決めつけることが多くなり、相手の意見や世間の声を無視したり跳ね除けることが多くなります。

 

これは価値観が定まっているかいないかの違いもあり、様々な経験を経ている「おばさん」の方が情報量や経験が多いためであるとも言えるでしょう。

ただ、実際に経験したとしても、「こういうパターンもある」「こういう考えの人もいる」ということを吸収できる人じゃないと、「頑固な人」「めんどくさい人」と思われ、人の意見を聞き入れない姿に「おばさん」という印象を持つ人もいます。

 

年齢を重ねても、自分には知らない世界があったり、新たな発見があるという吸収する気持ちでいないと、どんどん価値観が固定し、周りへのあたりが強くなってしまうこともあります。

せめて「こうだから」と決めつけて伝えるのではなく、「こうだと思うよ」と「私はこう思うけどあなたはどう思う?」というスタンスでいるように心掛けましょう。

 

 

まとめ

女性であれば、誰でも「おばさん」だなんて思われたくはないですよね。年齢的に「おばさん」と思われる年齢ならまだしも、まだ結婚もしていない、まだ「お姉さんでも良い年齢」だとしたら、ショックすらも受けてしまうでしょう。

見た目はもちろんのこと、日頃の行動や生活の仕方でも、「おばさん」というイメージを持たれてしまうことは多く、あなた自身の意識が足りない場合も考えられます。もう一度自分を見つめ直し、どういった行動が原因なのかを把握し、改善して「お姉さん」のイメージを持たれるよう努力していきましょう。

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