汚いタオルを使い続ける人の心理とは?

肌の白くきめ細やかで美肌な持ち主。もちろん、その肌質は生まれ持った遺伝的なものであり、化粧品やサプリメントでどうにかなるようなものでないことは、一目瞭然です。ところが、その美肌の持ち主は、本当に何もしなくても美肌なのでしょうか。

全ての人がそうだとは限りませんが、やはり普通の肌の人よりずっとお肌に気を使っているものなのです。それは、洗顔後に顔を拭くタオルは、常に新しめのふわふわとした上質なタオルで、しかもごしごし擦らず抑えるようにそっと拭く、という事でした。

 

当たり前といえば当たり前な事ですが、いくら美容に興味は持っていてもクレンジングや化粧水、美容液で、毎日の洗顔後のタオルの質や拭き方などを考えたことはありますでしょうか。

毎日ゴワついた古いタオルでごしごし擦るように顔を拭くなど、顔中シミで黒ずんでしまうような怖いことかも知れません。元々の肌の美しさは生まれつきかも知れませんが、子供の頃からの実に細やかな習慣にも支えらているのです。

 

それはさておき、一般的にタオルはなかなか交換しづらいものです。タオルが汚くなってもなんとなく、または我慢して、もしくはもったいなく使い続けてしまう心理には何か共通する理由があるのでしょうか、考察してみました。

また、タオルの交換時期についてもいくつかまとめてみました。

 

汚いタオルを使い続ける人の心理

いつまでも汚いタオルを使っている人は掃除もしない

掃除好きの人はよく雑巾を使います。自宅の掃除の場合、たいていの雑巾は古くなったタオルの再利用ですので、マメに念入りな掃除、特にトイレや玄関、窓など汚れがきつい場所を掃除している人は、雑巾を消費します。

必然的に古びたタオルの消費連鎖で、掃除をしている人のタオルに古くて汚い物は少ないは ずです。

 

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汚いタオルを使い続けている人の顔の肌は、荒れてくすんでいる

冒頭にも述べましたが、肌、特に顔の肌質が美しい人は、古くてゴワついたタオルで洗顔後の顔をごしごしこするような拭き方をしません。

古くなって硬くゴワついたタオルで顔をこするように拭いていれば、必然的にメラニン色素を沈着させてしまいます。一見目に見えないような小さな変化でも、長年の積み重ねにより荒れて暗くくすんだ肌となってしまいます。

 

 

汚いタオルを使っている人の家は、換気または水回りの欠陥がある

汚いタオルを使っている人全てが掃除や洗濯を怠っているわけではありません。

バスルームや脱衣場、トイレ、洗面台など水回りがある場所の換気が悪かったり、コンクリートの壁の中を通る水道管・排水管の結露など、建物に何らかの欠陥や不具合が生じている場合があります。

どんなに掃除や洗濯をしても、常に周囲が湿気を帯びているため、タオルが乾ききらず黒っぽく傷んでしまうのです。このことはタオルだけでなく、部屋づたいに靴やバッグなど革製品も保管中にカビやすく困っている人が多いはずです。

 

 

子供が大勢居る

小学生くらいまでの子供が数人いると、タオル類は恐ろしい速さで汚れていくため、洗濯しても交換しても無駄に思え、諦めている事があります。

こういう場合は、細菌やウィルス感染から子供たちを守るためにも、洗濯をこまめにすることの方を優先するべきです。汚れるからと言ってタオルを置かないのはかわいそうです。

 

 

タオルの交換時期の目安

タオルの交換の時期に決まりはありませんが、何らかの目安をつくっておくと、タオルを捨てること踏み切れます。その感じは、交換時期が来たのにケチッてつい長めに使い続けてしまう、浄水器のカートリッジの感覚に似ています。

 

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夏と冬の終わりに捨てる(予備の新品タオルを豊富に買いそろえておく)

汚れが目立ってきたタオルを惜しんで使い続けてしまう原因の一つに、新品のタオルを買わなければならないという心の抵抗があります。

今使っていてそれほど不便ではないのに、お腹の足しにもそれほど人目に付くものでない物にお金をかけるのが、そもそも億劫なのです。

 

それならば、替えのタオルが収納スペースを取るほど余分にあったらどうでしょう。さっさと使ってしまい、コンパクトな収納にしたいはずです。

そういう心理となるよう、普段からタオルの安くなる夏と冬シーズンの終わりの時期は、タオル製品の大きな入れ替えの時期でもあり、こうした時期の放出品である特売を狙って、良品を多めに安く購入しておけば、いざ捨てようという時の心の抵抗感は軽くなります。

 

 

タオルの使用感に不快感を感じた時に交換する

ごく当たり前な交換の仕方ですが、肌あたりがゴワつくなどの不快感を感じたら、シミ防止と思いサッと新しいタオルに変えてしまうことです。特にフェイスタオルは、美容上重要な決まりと思い、将来的に安上がりな手段としてできるだけ若い時期からの習慣とします。

 

 

年末に掃除用として捨てる

新年には真新しいタオルで迎えることはよく行われます。年末にはお掃除用にさっさと古いタオルは下ろし、使い捨ててしまいます。

 

 

まとめ

たかがタオルの交換とはいえ、突き詰めて考えていくと、美容・掃除・家屋の改修・ウイルス予防と、なかなか深い現代的な問題を抱えている事に気付きます。

新しくて肌に優しいタオルは、やはり使っていて心地良く肌にとっても安全です。しかし使い心地だけでなく、交換する理由もはっきり把握しておくと、ストレスなく生活でき、タオルも簡単に交換できるようになるはずです。

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