ファッションセンスが良い人は、それだけで素敵に見えます。同じ顔、同じ体型であっても、ファッションによって受ける印象は大きく異なってきます。
ファッションセンスは元々備わっているものと思いがちですが、実際はそうではなく、努力によって備わってくるものでもあるのです。ファッションセンスを良くしたいと思った時には、どうしたら良いのでしょうか?
ファッションセンスを磨いて良くする方法
周りの人をよく観察する
ファッションセンスが良くないと思っている人は、自分の好みの洋服ばかりを着ていて、周りの人にあまり観察の目が向いていないことがあります。
周りの人をよく観察して、心の中で他の人のファッションチェックをするようにしましょう。素敵だなと思う人の服はなぜ素敵だと思えるのかが観察していくうちに、分析できるようになってきます。
そしてそれを積み重ねていくことによって、周りの人のおしゃれから学びながら、センスが磨かれていくのです。
ファッション雑誌を読む
ファッション雑誌にはトレンドのファッションがたくさん載っています。もちろんそれを着ているのはモデルさんなので、自分とは遠い存在のように思えてしまうことがあります。
しかし全てを真似することは無理だとしても、ファッション誌を見て素敵だなと思う着こなしに触れる、トレンドのアイテムを目にするだけでオシャレに対するセンスが磨かれていきます。
雑誌を買わなくても立ち読みができる、ネットでも色々情報が得られると思いがちですが、ファッション雑誌を手元に置いて、読み返すことによってその情報を自分のものにすることができるのです。
大事なことは、自分の年代、好みのテイストに合わせた雑誌を選ぶということです。
試着を繰り返す
今はネットでも服を買うことができますし、店舗に足を運ぶ時間がなく、ついついネットに頼りがちという人も少なくありません。しかしファッションセンスを磨きたいと思うのであれば、実際に店舗に足を運び、試着を繰り返すということが大事になってきます。
試着をすることで本当に自分に合う物を購入することができますし、買い物が無駄になるということが避けられます。また試着をすることで、自分の体型についても知るきっかけになります。
何度も何度も試着を繰り返すことは大変ですが、それをすることによって、自分にとって似合う物がわかってくるのです。
全身鏡を家に置く
自分が選んだ服を着てみて、どう見えるのかということは、鏡で全身を写してみないとよくわからないものです。家に全身鏡を購入して出かける前に、必ずファッションチェックをして良いかどうか確認するということも習慣化しましょう。
また時間がある時には、色々な組み合わせの服を着てみて、全身鏡の前に立ち、一人でのファッションショーのようなことをしてみるのも
大きな意味があります。
鏡の前に立つことを習慣化することによって、自分の体型も目に入りますし、おしゃれになるために少しダイエットをしよう、ここを引き締めようという意識にもつながります。
周りの人の意見を聞く
もしもおしゃれな人が身近にいるのであれば、客観的な意見を聞くことも大事なことです。自分の服装をスマホなどで撮影しておき、それを見せて意見をもらうと、自分では気づかなかったことがわかります。
おしゃれで自分の意見をはっきり言ってくれるような友人がいるのであれば、心強い味方になってくれます。
ショップの店員さんもファッションに対する意見を聞く上では頼りになるのですが、基本的には試着している物を褒めて購入してもらおうという観点で接してきているということを忘れてはいけません。
トップスを購入する際に、「これに合わせるボトムスはどういった物が良いですか?」といった質問であれば、参考になるような意見をもらえます。
守りに入りすぎない
自分の顔や体型など容姿にあまり自信がなく、自分がおしゃれをしてもとか、体型を隠すような服を着たいと思っているような人がいます。
そういった人は考えている段階でマイナス思考になっているので、目立たないような物、体型を隠すようなゆったりとした服などを着て、守りに入ろうとしてしまいます。
しかしそういった考え方でいては、ファッションセンスが磨かれることはありません。新しいテイストの服にチャレンジしてみることで自分が素敵に見えた、自信が持てて輝くようになったというような変化を期待することもできます。
おしゃれをしようと思うのであれば、自分に対するコンプレックスを克服する気持ちを持って、自分には無理だという思い込みを捨てましょう。
このようにファッションセンスは元々備わっているものでもありますが、後から獲得できるものでもあります。男性に比べておしゃれをする幅が広いというのは、女性ならではの楽しみでもあります。
ファッションセンスを磨くのは一朝一夕ではなく、努力を積み重ねることが大事です。日々の積み重ねによって、少しづつおしゃれに変化していきましょう。