クレジットカード払いの種類について

つい最近、テレビ番組でもタレントさんがクレジット払いにより、大きな借金を抱えてしまったことを告白していましたが、クレジット払いは便利でオトクなことも多い反面、使い方を間違えると、大きな借金を追ってしまうこともあるようです。

今回は、クレジット利用のメリットとデメリットについて説明していきます。

 

クレジットカード払いの種類は?

クレジットカードで買い物をする時、支払い方法として3種類の方法があります。

 

一括払い

これは、買った商品の代金を後日、同じ金額を支払う方法です。この一括払いには、翌月に支払う翌月一括払いとボーナス時期に支払う、ボーナス一括払いの2種類があります。

 

分割払い

買った商品の代金を支払い回数を決め、その金額をその翌月から毎月支払う方法です。支払い回数によってそれに応じた手数料がかかることがあります。

 

リボルビング払い(リボ払い)

どれだけクレジット払いしても、月々の支払金額が変わらりませんが、その残高がある限り、支払いは終わりません。また、残高に応じた手数料も支払いが続く限りかかってきます。

 

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クレジットカードを利用する時のメリットは?

キャッシュレスで買い物ができる

クレジット払いをする事で得られるメリットと言われて、一番最初に思いつくことと言えば、キャッシュレスで買い物ができるということでしょう。

買い物をした時、手元に現金がなくても、クレジットカードで支払うことで、欲しかった商品が手に入ったり、高額の商品を買う際にも、その代金を分割で支払うことで、手に入れることが出来ます。

 

ポイントが貯まる

現在発行されているどのクレジットカードでも、利用した金額に応じたポイントサービスが付いています。

例えば、2万円の商品をクレジットカードで支払った場合、その金額に応じて数十円~数百円のポイントが貯まります。その金額のキャッシュバックがあると考えるとわかりやすいかもしれませんね。

そして、その貯まったポイントは、商品券と交換できたり、他の商品を買う時に現金と同じように使ったりすることが出来ます。有名なポイントで言えば、よく芸能人なんかが話をする、飛行機を利用した時に貯まる『マイル』がそれです。

 

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様々な保険がついている

クレジットカードには、様々な保険がついています。代表的なもので言うと、ショッピング保険や盗難保険、海外旅行傷害保険なものでしょう。『盗難保険』は、万が一クレジットカードを第三者が悪用しても、その損害を補償してくれる保険です。

この保険があると、もしクレジットカードを落としたり盗まれたりして、誰かに悪用され、どんな高額なお金が請求されても、その時使われた金額が全額補償されるのです。

 

『ショッピング保険』は、クレジット払いして買った商品に保険をかけることが出来ます。例えば、ショッピング保険が付いたクレジットカードで買った商品が壊れたり盗難にあった時、修理代や買い替え費用を保険会社がカバーしてくれます。

『海外旅行傷害保険』では、旅行や仕事で海外に行った時に、病気や事故等で掛かった医療費を一部若しくは全額負担してくれます。

 

海外で、何かしらの病気や被害に合った場合、海外で医療行為を行うと、日本では考えられないほど莫大な医療費を請求されることが多いです。その時、この保険があると、自己負担を大幅に減らすか0円にすることが出来るのです。

ただ、盗難保険は、年会費無料のクレジットカードにも付いていますが、その他のものは、年会費が有料のものの場合に付くことが多く、保険の内容も年会費が高いほど、より実したサービスになるので、カード発行の際には、どういった保険がついているのか確認することをお勧めします。

 

 

クレジットカードを利用する時のデメリットは?

クレジットカードを利用する際のデメリットには、どういったものがあるのでしょうか?

 

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衝動買いをしやすい

メリットとリンクしている部分があるのですが、手元に現金がなかったり、高額のものでも、クレジットカードを利用する事で購入できるので、衝動買いをしやすいタイプの人は要注意です。

自分には全く必要なかったり、後でよくよく考えると、それほど欲しいものではなかったりするものでも、その場のノリや気分で衝動買してしまい、後日支払明細を見て驚いてしまうケースもあるようです。

 

支払い能力以上の買い物をしてしまう

クレジットカードには、利用限度額というものがあります。それを超えると、そのカードは利用できなくなってしまいます。

また、複数のクレジットカードを利用ししている場合は特に、利用明細を細かくチェックして残高を把握しておかないと、多重債務による返済に苦しむことになります。

特にリボ払いは、どれだけクレジットカードを利用しても返済金額が変わらず、使いすぎていることに気づきにくいので注意が必要です。

 

手数料がかる

クレジットカードを利用すると、多くの場合手数料がかかってきます。手数料がかからない支払い方法は、一括払い若しくは、分割でも会社によりますが、2回払いまでです。

少額の利用の場合は、ポイントも付くしクレジット払いをするとすがお得感はありますが、一括で払うことが出来ない様な高額商品を買うとなると、どうしても一括での支払いは難しく、2回以上の分割払いかリボ払いになります。

そうなると、どうしても手数料が発生します。支払期間が長ければそれだけ手数料も多く支払わなければならず、それが大きな負担となってきます。

 

 

 

いかがでしたか?使い方によっては、とても便利でオトクなクレジットカード。でも、そのメリットには、相対的にデメリットがあることがわかりました。

クレジットカードのメリットとデメリットをしっかり理解した上で、利用しないと、後々大きな借金を背負いかねません。クレジットを便利なものにするか危険なものにするかは、使い手のクレジットに対する知識と意識次第といえるでしょう。