ケチな人の心理的特徴とは?節約家との違いは?

ケチな人の心理的特徴、節約家の心理的特徴、ケチな人と節約家の違いについて。似ているようで似ていないのがケチな人と節約家の人です。一番大きな違いは、ケチは人に不快感を与え、節約家は人に賢い印象や好感をもたれます。人それぞれ価値観が違いますからケチなのは個人の自由ですが、ただ、度が過ぎると人間関係も破たんします。

 

ケチな人の心理的特徴

ケチな人とのお付き合いは、たとえ友人同士でも嫌な思いをすることが多く、ましてやケチな人と結婚すると、相当な我慢をしなければいけないことも多く出てきます。

時には結婚生活が破たんしてしまうほどケチ=お金の使い方ですが、お金の使い方を学校では教えてくれませんし、家庭であらためて教えるということも少ないのではないでしょうか。

結局は親のお金の使い方を何となく身につけてしまうのですが、節約家と言われる人はお金の使い方が上手で、生活もそれなりに本当の意味で豊かなものになっています。

 

節約家と言われる人は上手なお金の使い方が自然に身についていますから、きちんと貯蓄もできますが、一方、ケチな人はお金の使い方が下手で、ケチっている割には貯蓄ができないことが多いです。

「爪で拾って箕でこぼす」という古くからのことわざがあるように、昔からケチな割には貯蓄ができない人も多いです。不快な思いをさせられるので、できれば避けたいケチな人とのお付き合いですが、ケチな人の特徴や心理には次のようなことがあげられます。

 

レストランに入って注文するものを選ぶときに異様なほど時間がかかります。時間がかかる理由は、お金を出して食べるからには美味しいものが食べたいという気持ちが強く働くからです。

それ自体は良いことですが「絶対損をしたくない」という思いから、あれこれ迷って選ぶのに時間がかかり過ぎて、一緒に食事に行った人に不快感を与えてしまいます。

 

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必要なお金でも出ししぶる

お金の使い方をしっかり考えている人は必要な経費なら出し惜しみをしませんが、ケチな人は必要な経費すら出すのを渋ります。困るのは、みんなで出し合うときにも出し惜しみをして周りの人に迷惑をかけることです。

 

 

利用できるものは利用する

節約になるので一見良さそうですが、普通の人なら捨てるものでもいつまでも使っているなど、度が過ぎると相手にされなくなることもあります。極端に汚いものや古いものなど、もう捨てればよさそうなのにと思われるものをいつまでも使っていては、やはり人から顰蹙を買います。

また、ケチな人は自分の都合で人を利用することが多く、そのため利用された人が不快感をもったり、時には騙されたと怒りを買います。通販などでおひとり様おひとつ限りとか初回限定などのお得な価格の商品を幾つも買いたいために、友人や知人の名前を借りて購入します。

 

酷いケースでは、無断で友人の名前で申し込み、商品が届いた友人は自分宛てに送られてきたので不思議に思いながら開けました。その後で勝手に名前を使った人から電話がきて、謝るどころか勝手に開けたことを怒っていたというケースまであります。

ケチな人というのは自分中心の人が多いので、名前を借りても迷惑にならないだろうと勝手に決め込むのも特徴です。利用できるものは利用する、犯罪に近い最悪なケースでは、公共機関の定期を借りた人までいます。

 

 

比較的我儘

ケチな人というのは周りが見えない傾向があるため比較的我儘というのが特徴です。周りの人の目を気にしないだけに、自分がケチと思われていることに気がつかない人も多いです。人の目が気になりませんから見栄を張ることもなく、とにかくお金を使わなようにします。

 

 

人にしてあげたことをよく覚えている

ケチな人ほど人にしてあげたことをよく覚えていて、ときどき恩着せがましく話題にしたりします。一方、人からしてもらった恩は忘れることが多いので、ケチな人は嫌われます。

 

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どこそこ卑しく見える

内面が顔に表れることは多いですが、ケチな人は卑しく見えてしまう傾向があります。卑しい人とは、お金に執着して細かいことや、幸せな人に嫉妬して人の不幸を喜ぶ、自分だけは得をしたい、何かとズルをしてまで得をしたいなどがあります。

また、食べ方が卑しかったり、人を騙すのが上手、自分のお金はできるだけ出したくないなどのような傾向があります。上記はケチの人と共通することばかりで、ケチな人は何気に卑しい雰囲気を顔に出てしまっていることも多いです。

 

 

ケチな人との付き合い方

お金の使い方で人間性が判断できるといいますが、プレゼントやお土産なども、あまりにも粗末な品の場合、バカにされているような気になる事もあります。

しかし、本人はバカにしているつもりではないので、割り切って「こういう人なんだ」と思った方が、不快な気持ちを引きずらなくてすみます。そして、そっと離れるとかそれができなければお付き合いの頻度を減らしましょう。

また、自分はケチと自覚がなくても、周りからケチと思われて嫌われている人もいます。ケチな人は信用を失ったり避けられてしまうので、自分のお金の使い方を振り返ってみることも大事です。

 

 

節約家の人の特徴

節約家と言われる人は、生活そのもの全てを通して賢いことが多く、お金の使い方も次にあげるようなことを工夫しています。

 

行政のサービスを上手に活用する

例えば図書館ですが、今の図書館は本だけではなくDVDやCDも借りることができます。また、図書館は静かな環境なので、気持ち良く読書ができたり、夏冬の冷暖房を節約することができます。

 

 

企業のサービスを利用する

企業のサービスで工場見学などを行っていることもありますが、お土産がついたり、楽しい催し物を企画していたりけっこう楽しませてくれます。住宅展示場はイベントやお土産などもあり、家族で行けばけっこう楽しめます。

 

 

クレジットカードを賢く使う

現金で買うよりポイントがつきますからお得です。さらに、カード会社によって還元率が違いますから、高還元率のカード会社を選びます。

また、リポ払いは毎月一定額の返済になり返済計画が立てやすいとして利用する人もありますが、リポ払いの利息は一般のカードローンよりはるかに高くなってしまうので損です。

 

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節約家は物を大事にする

節約家は物を大事にしますから、長持ちをしたり飽きることも少なく再び買うことが避けられます。また、物を大事にする人は几帳面で、人からも尊敬されることが多いです。

物も自分も周りの人も大切にして、賢い節約家として良い人生を送りたいものです。