社内恋愛する人の心理的特徴とは?なぜ職場で?

社内恋愛する人の心理的特徴について。大人になると、職場と自宅の往復が多くなり、新たな出会いを見つけるのに苦労することがあるでしょう。ただ、毎日通う職場にも異性がいれば、そこもひとつの出会いの場であることも事実です。

いつも職場恋愛をするという人は、出会いがないからという理由だけではなく、職場恋愛を好む理由が他に存在します。職場恋愛を好む人には、どのような心理が隠されているというのでしょうか。

 

社内恋愛する人の心理的特徴

楽しく仕事をしたい

職場では、仕事モードに入ってピリピリしたり、周りに気を遣ったりと、体力でも精神でも疲れてしまうことが多いです。そんな毎日を送っていると、仕事が楽しくないと思ってくる人も少なくなく、職場に楽しみがほしいと感じるようになる人もいます。

こうした人の中に、「職場で恋愛したら楽しそう」と職場恋愛を魅力的に感じる人が出てきます。仕事自体内容は変わらないとしても、その職場で楽しむ要素ができてしまえば、苦痛や疲れも癒すことができると感じる人です。

「あの人に会える」「周りにばれないようにしなきゃ」という思いが、職場に行くことに楽しみを見出すのでしょう。仕事だけを目的にするのではなく、そこで恋愛さえもしてしまえば、仕事自体も楽しくなると考える人は、職場恋愛を好む傾向にあるのです。

 

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ひとつの出世方法だと思っている

上司に可愛がられれば、仕事を任せられたり、ミスを大目に見てもらえたりと、仕事において有利になることが考えられます。計算高い人、あらゆる手段を使って上に這い上がる人は、上司と恋愛することで、仕事にメリットを持たそうとしていることも考えられます。

実際にはその上司のことを好きではなく、上司の恋愛に付き合ってあげているような感覚。特に上司が既婚者だとしたら、都合よく遊ばれている恋愛だとしても、かえって「その方が都合良い」と前向きに捉えることもあるでしょう。

出世のためなら、可愛がられるためなら、嫌な恋愛だって受け入れることができる人は、それ以上に地位や名誉、権利をものにしたいと考えるタイプの人です。いつもする職場恋愛が、上司、先輩といった上の立場の人だけの場合は、こうした心理からの職場恋愛であることが考えられるでしょう。

 

 

協力やサポートされることの嬉しさを誤解してしまう

職場恋愛を好む人であっても、「あれ?どうして好きになったんだろう」と、後から冷静になって気付く人もいます。その中で多いのが、協力してもらったり、サポートされることによって生まれる嬉しさや喜びが、「好きなんじゃないか」と誤解するケースです。

協力してもらったりサポートされると、相手に感謝の気持ちが生まれます。「ここまでしてくれるなんて」「こんなにやってもらった」という感謝の思いから相手に好意を持ち、それを好きだと誤認識してしまうケースから、職場恋愛に発展することもあります。

 

特に恋愛に慣れていない人、出会いが少ない人は、職場で生まれる好意が「好き」であると勘違いしてしまうケースがあり、つい職場恋愛が多くなることがあるのです。

優しくされること、親切にされること、助けてもらうことにあまり免疫ができていない人は、毎日関わりがある職場の人との恋愛が多くなりがちです。

後から「好きとは違う」と気付いて相手を傷つけないためにも、もっと異性と関わる機会を増やしたりして、免疫や経験を増やすべきでしょう。別れた後に気まずくなったり、話せなくなったりと、自分にとっても不利な未来が待っていることも多いです。

 

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共有することができるメリットがある

職場で感じるストレス、悩みは誰もが持っていることでしょう。誰かに相談したい、愚痴を吐きたいと思っても、自分の職場の状況や人間関係を丁寧に説明しない限り、なかなか相手には伝わらないものです。

こうした時、同じ職場にいる人であれば、わざわざ説明しなくても、話を共有し合うことができます。「○○さんが」と言って通じる、「あの時の状況」と言えば通じるといった関係に、「楽」「頼りになる」と感じることもあります。

 

話を共有する間に、相手に親近感を覚え、それが恋愛感情へと発展するケースが意外と多いものです。分かり合える、受け入れられるという関係は、恋愛関係に繋がりやすい感情で、特に自分にとってデメリット・不利となる出来事や感情を共有してくれる人には、より好感が持てるようになります。

同じ職場で情報を共有できている、話が共有できるという環境が、職場恋愛に発展するひとつの要素。分かってもらいたいけど分かってもらえない、自分をもっと知ってほしいと思っている人ほど、分かり合える職場の人に恋愛感情を抱くのです。

 

 

出会いの場だと思っている

中には職場を「仕事をするところ」という解釈ではなく、「恋愛するところ」と思っている人もいるでしょう。仕事自体は適当に、そこで恋愛を重点的にしたいと考える人です。

元々職場を出会いの場だと思っている人で、恋愛をしに仕事している状態の人。人の入れ替わりが激しい職場だと特に、新しい人が入ってくるたびに恋愛対象として見て、刺激やドキドキを味わっているのでしょう。

こうした人の中には、職場を転々としたり、多くの社員・従業員がいる職場を好んだりといった背景が見られます。仕事をしに行く以上に、新たな出会い、新たな恋を見つけに職場に通っている状態。恋愛に慣れていたり、熱しやすく冷めやすいといった特徴をも持ち合わせているでしょう。

 

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まとめ

職場恋愛に真剣な人もいれば、自分のメリットのために職場恋愛をしているという人もいます。職場恋愛ばかりを好むという人がいたら、このような心理から恋愛感情が生まれていることが考えられ、本当に相手を好きでいるケースもあれば、利用しているケースもあります。

ただ、職場恋愛を自分のために利用している人は、徐々に居心地が悪くなったり、面倒になったりと、負担となることも多くなっていくもの。
もし自身が職場恋愛をしている状況であれば、相手がどんな思いで自分と恋愛しているのか、考えられるこうした心理から、もう一度見つめ直してみることも大切でしょう。