お金がかからない雨の日に家で子供が喜ぶ遊びについて紹介します。梅雨で雨が続いくと、公園やお散歩など、外に出て思いっきり体を動かして遊ぶことが出来ないし、家の中での遊びは、遊びがマンネリ化して子どももママもストレスが溜まってしまいますよね。
そこで、家の中でも身近なものを使って体を思い切り動かせる遊びを紹介します。
雨の日でもできる子供が喜ぶ家で体を動かせる遊び
新聞紙遊び
実は新聞紙は子どもの遊びには、もってこいの道具なのです!しかも、何歳の子どもにも適応した遊びができるという優れもの。
ビリビリ新聞紙破り
まず紹介するのは、小さなお子さんでも出来る『新聞紙破り』です。大きな新聞紙を思い切りビリビリと破くだけのこの遊び。
とても単純な遊びなのですが、想像以上にストレスが発散されるんです。筆者もこの遊びを何度となく経験していますが、大人でも大きな新聞紙を豪快に破る時は、スカッとするし気分爽快になります(笑)
子ども達にとっては、新聞紙がビリビリと敗れる音も楽しくて、勢い良く破ってみたりそっと破ってみたり、その音の違いでも遊びが広がります。
しかもこの遊び、小さな子どもの発達にもとても効果があるんです。というのも、小さい子どもって実は、まだまだ手先を使うことが不得意で、紙を指先でつまんで破ることって結構難しい事なんです。
だから、最初のうちは新聞紙を両手で握って、ちぎる様に破こうとする姿が見られると思います。それでも、少し切り込みを入れたものを渡したり、大人が子どもの前で新聞紙を破ってみせたりして実際に破く事が、手先の運動にもなり経験を積むことで指先を使う事を覚えていくんです。
ビリビリに破いた後は、それを集めて上に向かって投げると、紙吹雪のようにひらひらと舞い、それの下をくぐってみたり、自分自身でも新聞紙を投げてみたりと、これもまた子ども達は大喜びします。
ひとしきり遊んだ後は、ママと新聞紙をゴミ袋に集める競争をしてみましょう。そうすることで、お片付けも楽しくすることが出来ます。
この時、袋にキャラクターを書いたり、難しければただ目と口を書いたりして『◯◯にこれ(新聞紙)食べさせてあげよう!!』と言うと、子ども達は結構一生懸命袋に集めてくれますよ。
新聞紙deファッションショー
少し大きいお子さんには、新聞紙で洋服を作ってファッションショーをするという遊びもあります。新聞紙で服を作ると言うと、難しそうですが、二つ折りにした新聞紙の袋になっている部分の真ん中をU字に破り、それ被ればあっという間に洋服の出来上がりです。
この服にクレヨンやシールなどで模様をつければ、世界でたったひとつの洋服の出来上がり。出来上がった服を着て歩けば、そこは一気にファッションショー会場へと早変わり!それをケータイで撮って後から家族で見るのも、楽しいかもしれませんね。
なりきり新聞レンジャー
ファッションショーは、女の子向きだわ。と思われた方!男の子向きの新聞遊びもあります。それは、新聞紙レンジャー(ネーミングはともかく^^;)になりきる、ごっこ遊びです。
男の子は、とかく◯◯レンジャーになって戦いごっこをするのが好きなものです。
新聞紙を丸めて剣を作り、細く切った新聞紙に小さめの新聞紙を丸めてV字に折ったものをテープなどで付け、それを腰や腕に巻けば、あっという間に新聞紙レンジャーの出来上がりです。
新聞紙に描いた怪獣を剣でやっつけたり、新聞紙玉を投げたりとレンジャーになりきって遊ぶことが出来ますよ。
タオルで遊ぶ
普段お家で使っているバスタオルやフェイスタオルも、遊びの道具として使うことが出来ます。
タオルと追いかけっこ
大人がタオルを引きずって走り、子どもがそれを追いかけて捕まる遊びです。大人は、子どもの様子を見ながらスピードを調節して逃げ、最後には捕まってください。
何度か繰り返し、捕まえることに慣れてきたら、今度は厄を交代して子どもが逃げて大人が追いかけるのもいいと思います。
タオルキャッチ
タオルを縛ってボールの様にすれば、キャッチボールが出来ます。固く縛らなければ、もし受け損なって頭などにぶつかっても、それほど痛くはないので、安全に遊べます。
また、ボールにせず、タオルをそのままの状態で上に投げ落ちてくるものをキャッチするのも楽しいと思います。
タオル綱引き
バスタオルの端を子どもと大人がそれぞれ持ち、綱引きをして遊びます。大人が力の加減をしながら引っ張り合いっこをする事で、体全体を使った遊びにもなり、子どものストレスも発散されるでしょう。
また、ただ綱引きをしても楽しいと思いますが、例えば、綱引きを童話の『大きなカブ』ごっこにすれば、大人が大きなカブで子どもがうんとこしょどっこいしょと引っ張れば、遊びが広がり、より楽しめると思います。
バスタオルブランコ
これは、大人が二人いる場合に出来る遊びです。
子どもは、バスタオルの上に乗ります。大人はそれぞれにそのバスタオルの両端を持ちゆっくり持ち上げゆらゆらと揺らします。最初のうちはゆっくり揺らし、慣れてきたら揺れに強弱をつけることで、より楽しむことが出来ると思います。
風船遊び
風船バレーボール
バレーボールと言っても、ネットやコートを作ってというものではなく、大人と子どもで風船を打ち合いして床に落とさないという遊びです。
もちろん、バレーボールのように相手に返すのに触って良いのは3回までというルールもありません。(年齢の大きいことする場合は、そのようなルールをあえて作ってもいいですが)
子どもが小さいうちは、お互い打ち合うのではなく風船でキャッチボールするのもいいと思います。
また、わざわざ風船を用意しなくても、家にあるビニール袋でも代用できます。更に、袋の中に、細かく切ったチラシや包装紙、折り紙などを入れると、袋を投げるたびに中の紙が動いて、目にもきれいですし、キャッチボールが出来ないような赤ちゃんには、それを振ってガラガラのようにして遊ぶことも出来ます。
雨の日の散歩
これは、室内での遊びとは少し違うのですが、普段雨が降った日は、お出かけせず、家で遊ぶことが多いと思います。でも、あえて雨の日にいつもの散歩道や公園に出かけてみてください。
雨の音や水たまり、傘や建物、遊具から垂れる水滴。そこには、晴れた日とは違った景色が見え、その様子に子ども達は好奇心で目を輝かせることでしょう。
筆者も、子どもが小さい時、雨の日にあえて散歩に出かけたことが合ったのですが、顔に当たる雨粒や、側溝を流れる水の音に興味津々で家の前だけで十分楽しんでいました。
ただ、雨でびっしょりになるので、玄関にはバスタオルを用意したり、すぐにお風呂に入れるようにしておくと良いと思います。
まとめ
家の中でも体を動かせる遊びを紹介しました。外遊びが出来ない日の家遊び、何か参考になる物があったでしょうか?
外とは違い、家の中で体を動かして遊ぶとなると、机や椅子など、危険がいっぱいです。紹介した遊びをする時は、危険になるようなものを片付け、必ず広いスペースを作ってから遊ぶようにしてくださいね。